Be Natural

気取りも なんのてらいもなく  あるがままの自分を 感性の赴くままに そんな独りよがりの書き捨て日記です。

フランス革命記念日の思い出

2010-07-16 13:53:11 | 旅行

            

かれこれ2年前の2008年7月、この時の北欧への旅の経路としてパリを選びました。

目的地の北欧からの帰路、無計画に気に入った場所で足をとめ、素の感動に浸りたい。 
そんなぶらり旅がしたくて、フランスとイタリアを巡ってきました。

前夜宿泊した空港周辺のホテルから、まづはTGV駅に向かい、
どこまで行こうか・・・と路線図を眺めながら一瞬の戸惑い。

『やっぱり夏は海が観たいなぁ  いや夏山も涼しげでいいよねぇ』
『とすると、やっぱプロヴァンスかコート・ダジュールかな?』

などと、独りつぶやきながら地図に目を這わす。

『アルルで、ゴッホの夜のカフェテラスで食事がしたいなぁ』
『それより、まづはマルセイユで美味しいブイヤベースが食べよかな♪』
『いやいや、足を伸ばしてリビエラ海岸にも行きたいし、鷲の巣村も観てみたいし・・・』

あれこれと悩みだしたらきりがない

『よし! ならとりあえず国境のマントンまで行こう♪』と、
ようやくのこと迷いをふっ切ってキップを買いプラットフォームへ 

珍しく定刻どおりに滑り込んできたTGVに颯爽と乗り込み、奮発して買ったFirst Class席へ、
座り心地は最高♪ 天気にも恵まれて、オレって運がいいな♪と喜びながら車窓を眺めた。

『さて、乗換えのリヨンまではタップリと時間があるしゆっくりと田園風景でも眺めていよう』
と思ったも束の間

急に違和感を覚える車内アナウンスが流れだした。

せわしげに話す車掌のフランス語、ところがまったく意味がわからない。

ただ、周りの乗客を見ていると、なぜか皆一様にバタバタと身支度をしだした。

          

ようやく英語を話す車掌が現れ、車両故障が見つかったため、次の停車駅で
代替車両に乗り換えて欲しいとの説明をうけ、やっと事態を理解してホッと胸を撫でおろした。

なだらかな田園風景と中世風の村が点在する丘陵地帯を過ぎ、
リヨンでニース行きに乗り換えた。

マルセイユを過ぎてからは、いかにも海水浴へ向かう軽装のヴァカンス客ばかり、
真っ白なホワイトサンドのビーチとコバルトブルーの海岸が果てしなく続き、
いやがおうにも心が弾んでくる。

左手の山手には瀟洒な別荘が目立ち始め、右手にはこ洒落たビーチパラソル
車内アナウンスは、私の乗ったTGVの終点、”ニース"到着を告げていた。

          

          

          

(ここで、いったん休憩、またあとで続きを書きます)


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