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気取りも なんのてらいもなく  あるがままの自分を 感性の赴くままに そんな独りよがりの書き捨て日記です。

コロナ禍緊急事態宣言下の出張記録【2021年2月②石垣島・沖縄本部町・与論島】

2022-09-28 15:21:39 | 旅行

どうして前回の九州出張からどこにも立ち寄らず

徘徊も放浪もせずに帰ってきたかと申しますと

 

それよりずっと以前から予約されていた2月6日に石垣島での仕事があったから

 

これまでにも石垣島へは何度か訪れていたこともあって

いつものように家の近くから関空行きの始発のリムジンでと思っていたのですが

コロナで関空行きのリムジンは全て運休

 

なんせ朝7時のフライトで少なくとも一時間前の6時に空港となると

奈良からでは数万円かかるタクシーくらいしかないため

大阪からリムジンバスに乗ることにして上本町での前泊を選択することに

上本町のバスターミナル近くのダイワロイネットホテルに泊まり

上本町朝5時発のリムジンバスで関空T2へ

そして無事定刻7時の飛行機に搭乗することができました。

ところがなぜか出発が30分ほど遅れ 石垣島到着も10:15頃になっちゃいました。

新石垣島空港からは

前回から使うようになった空港ピックアップのレンタカーを借りて

ホテルのチェックインにはまだ早かったので ランチとしたのですが

なんせコロナでほとんどの飲食店が休業していて なんとか見つけたのがジモピー御用達の飯屋

豚丼と八重山そばのセットでしたが 美味しかったです

 

その後ホテルに向かい追加料金でアーリーチェクインをお願いし

いつもの深夜の仕事に備えて 真昼間から就寝


この日も23時から翌3時までの仕事となりました。

(発電所の発電機を停めてできる仕事なので、どうしても電力需要の低い夜中になっちゃうんです。

そうして夜中に戻ってくるのがわかっていたため

昼のうちにスーパーで酒類とツマミを買っておき

夜中の3時にホテルの部屋でひとり打ち上げとなりました

一応気を遣ってビールは糖質0のクセにトンカツとコロッケの矛盾

 

その後爆睡して 昼過ぎに起きて 前日と同じ飯屋でランチ

この日は石垣名物 牛汁ランチ(玉子焼きとカジキマグロのお刺身付き)

 

中途半端な時間となってしまいましたが

コロナで離島(八重山諸島)への高速船もほぼ運航しておらず

石垣島の島内ドライブすることにしちゃいました。

 

最初に訪れたのが”唐人墓”

このお墓、1852年に中国厦門からカリフォルニアに向かっていた奴隷貿易船

ロバート・バウン号の船内で奴隷への虐待

(辮髪を切り落とし、牛馬のように焼き鏝を当て、病気持ちは海に突き落として鮫の餌に)

を知った苦力が、暴動を起こし船長と船員を殺して操船したものの座礁

難破船380人の中国人苦力が石垣島の収容所に収容されてたものの

その座礁を知ったイギリス船2隻が石垣島に来航し収容所を砲撃

その後逃走した苦力を射殺・捕縛してみせしめに吊るし

その後もアメリカ船が来航し探索を行った。

捕縛を逃れた中国人は琉球王国に保護されたが 

中国に送還されたのは172名、病死・自殺・行方不明者は128名に上った。

そんな黒歴史のお墓なんです。

その後、時計回りに北上し

御神崎灯台から海を眺め

定番の川平湾に立ち寄り

底地ビーチへ行ってみると

さすがはコロナ禍の緊急事態宣言中

ガラッガラ

荒川の滝に立ち寄ってみると

若者が3人滝遊びに興じていましたが

なんとも寂しい限りでした。。。

 

その近くでみつけた喫茶店の看板

いや~、普段草刈りに追われている身としては

いいネーミングだなぁと感心

自分も店でも開くならその名前がいいなぁと(笑)

島一周はもう何年か前にしてたので

この日は沖縄で一番高い於茂登山がどんな感じのところなのか行ってみることに

 

登山口に到着し、軽く登ってこようかなと思っていたところ・・・

な、なんですと~

ハブなんて怖すぎ

アッサリと諦めて バンナ公園から展望台へ

それにしても どこに行ってもガラッガラ

夕方でエメラルドの海も眺められないし

『もういいか』とドライブを終え

石垣島のキャラのカンムリワシに別れを告げてホテルに戻り

 

夜7時前になって晩御飯を食べようと中心地へ歩いて行ったのですが

な、なんとやはり夜も飲食店はほとんど開いておらず

【18:57】 なんとかみつけて入った店で「7時ラストオーダーです」と言われ

慌てていくつか注文して

注文したお酒も飲み干してしまい 仕方なくお会計

 

まだ8時前だというのに 閑散とした町を歩き

↓ このホテルはインバウンド観光客目当てだったのか維持できず、休業なのか倒産なのか真っ暗😓

コッソリと地元の客を入れてる店もありましたがまるでゴーストタウン


コンビニで夜食を買ってホテルに戻りました。。。

 

そんな状態だったため、いつものように帰路のチケットを買わず

どこか放浪しようと思っていた気持ちが削がれ

 

翌日正午の那覇行のチケットを購入して レンタカーを返し

空港で八重山そばとオリオンの生ビールでランチ

 

この時も、たぶん那覇でも非常事態宣言でよそ者は居辛いだろうし

面白くないだろうなと、とりあえず本部へ行くことにしちゃいました。

 

名護行のバスも申し訳ないほどガラッガラ

 

できれば伊江島に行きたいけど

コロナ禍でそんな雰囲気じゃなかったら鹿児島行のフェリーで奄美諸島のどこかの島に行ったらいいしと

とりあえず本部で泊まることにして

名護からのバスを待っていたのですが

どこもかしこも人気がなくて 気分はダダ下がり

ただ、ホテルもガラッガラなので 好きに予約できちゃうんですヨ

 

翌日本部港へ行くことを考えて 本部の町のMr. KINJOにチェックイン

また飲食店は夜7時までかもしれないから

急いで晩御飯を食べなきゃ と

飲食店を探すのですが、焼き肉屋の他にはこのお店しかなく

選択の余地なく入ってみました。

 

ホントは沖縄料理が食べたいんだけどなぁと思いつつ

カウンターに案内され、お造りの盛り合わせとスーチカーを注文

その後 島らっきょうとビールじゃ物足りないなと泡盛をボトルで注文

ソーメンチャンプルーをシメとしていたのですが

人当たりのいい大将と話していると

奈良の調理師学校に通ってたとかいろいろと所縁があって

奈良の沖縄料理屋の人達のこともよく知ってて会話が盛り上がったものの

すでに時刻非常事態宣言下での飲食店の営業制限時間

 

 

閉店時間を過ぎ、おもての看板の電気を落とし

「点検に来たら友達だって言うから大丈夫」と言ってくれて

まかないの具沢山汁をだしてくれちゃったんですよ~

といっても、あまり長居して密告されては申し訳ないなと

楽し時間を過ごさせてもらったお礼とコロナ禍での応援を込めて

いくばくかのお金を払って店を出て

 

荷物を放り込んだだけだったホテルを再点検してみると

最近よくある見た目は良さげでもチープな家具ながら

簡単なキッチンがあったり、洗濯機があったり

アパートメント型式で長期滞在もできるんだとわかりました。

(Mr. KINJOって沖縄県内のいたるところにあるんですよ

(なんとなーく中国系資本のような

 

翌朝

窓の外からは伊江島が真正面に

(実は、小学校高学年からの大親友の父が伊江島出身の医師で

いつか訪れてみたいなぁと夢見ていた土地なんです。

そんな背景もあってさてどうしようかなと本部港に行ってみると

やっぱり伊江島はコロナ禍で遊びに行ける雰囲気じゃないと悟り

それならばと鹿児島行のフェリーで

とりあえずいつか訪れたいと思っていた奄美諸島最南端の与論島へ向かうことにしました

那覇~奄美諸島~鹿児島のフェリーは

このマリックスラインとA Lineがそれぞれ隔日で運航しているため

日替わりなんですが、この日はマリックスの船でした

新造船を建造中との情報を耳にしてたので期待したのですが

まだ古い船で、最近はあまり目にしなくなった小あがりの団体席や和室もありました。

【9:15】本部港出航

伊江島との間を抜けて

【12:00】与論島到着 

 

本部出航前に与論島のゲストハウスに電話して

コロナ禍で観光で訪れても問題ありませんかと確認していたため

オーナーで港まで迎えて来てくれていて

更に、格安のレンタカー(たしか何か所からのチェックポイントを訪れることで24時間3000円になる)

を予約してくれてたため

レンタカーを借りてからゲストハウスに直行

地図で観光スポットやシュノーケリング、ダイビングなどを説明してくれて

お昼の候補のお店も詳しく教えてくれました。

 

朝食抜きでお腹が空いてたのので そのオススメの食堂に直行してお刺身定食を注文

さすが与論島、ブダイが入ってました(笑)

 

その後、小さな島なのでとりあえず一周してみることに

なんといっても与論島を訪れたかった理由が

 

昭和50年代前半、若者の間で一大ブームとなってた与論島がどんなとこなのか行ってみたかったのと

(あの当時は、新島とか離島へフリーSEXになんて時代だったんですヨ

 

数年前に同じ那覇から鹿児島までのフェリーに乗ってた時に

寄港した与論島の海の碧さに感激してしまったから

↓ 2018年10月にフェリーから観た与論島の海

その海を眺めたくて まずはビドウ遊歩道とヨロン駅へ

鉄道があったことも将来できることもないんだけど

鹿児島から沖縄までの国道58号線を鉄道として駅をつくったんだとか

 

なんかよく意味がわかりませんが、ようするに無理やりつくった観光スポット(笑)

小さなビーチですが岩礁に洞窟があったりして隠れた人気スポットみたい

【14:00】丁度鹿児島発那覇行きの下りのフェリーが接岸してました。

さすがに2月なので 海に飛び込みたい気分にはなりませんでしたが

ちょっと危険ながらリーフで貝なんかもいっぱいいるんだろうなぁと

羨ましげに眺めてました。

 

そうして島内ドライブへと出発したのでした

 

 

 

《またまた文字数制限となってしまいましたので【③に続く】


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