子連れ旅 6日目
Aostaに行くことを決めてどんな場所なのかと
Google Mapsの航空写真を見ていて
Matterhorn、Grandes jorasses, Mont-Blancの名称が目に入り
目がハート
鉄道の線路はなかったためレンタカーを借りて峠越えしようと決め
更にネットサーフィンしていたところ
スイス国境に近く
映画 The Italian Job (1969)のオープニングに映っていた
Gran san Bernarodo峠への道があることを知り
イタリア側とスイス側の両方を走り
同じ道を往復しなくても良いようにと周回することに
またまたネットで営業開始時刻の08:00からレンタカーを予約し
【08:00】Hotel出発
歩いて駅に向かい
レンタカーの事務所のあるAosta Airpotへのバスを待ってたところ
【08:30】 Airport行のバスに乗り込み
【09:00】ほとんど待ち時間なく FiatのPandaを借りることができました
スマホの地図を頼りにSS27号線を走り
町役場で道を再確認
E27と合流した先にあったガソリンスタンドにカフェがあることを確認して
【10:20】パニーニとチョココルネのようなスナックで朝食としたのですが
超甘かった~
この辺りからどんどん高度をあげてゆき
【11:15】 SS27 Alps View Parkingで小休止
その後 The Italian Jobのシーンと同じクネクネながら快適な道を進み
【11:50】Gran san Bernarodo峠のView point
Statua di San Bernardoに到着
峠のピークにある lac du Grand Saint-Bernard (グラン・サン=ベルナール湖)
手前がHotel Italiaで湖の奥がスイス側のGrand Saint Bernard(修道院)
昔は国境検問のあった場所
Aostaからの峠道からは3000m級の山々が連なっていて
トレッキングルートもいっぱい
(とんがり帽子の山は、3015m)
この絶景に憧れてAostaに行くことを決めちゃったんだなぁと実感
引用ですがこの峠について詳しく説明させていただきますね。
グラン・サン・ベルナール峠(フランス語: Col du Grand-Saint-Bernard,
イタリア語: Colle del Gran San Bernardo)は、スイスとイタリアとの国境にあるアルプス山脈の峠である。
モンブランの東に位置するこの峠道は、古来アルプス越えの交通路として知られ、
セント・バーナード犬のゆかりの地でもある。
1964年には中腹を貫いてグラン・サン・ベルナールトンネル (Great St Bernard Tunnel) が開通した。
交通の動脈としての地位をトンネルに譲った旧道は観光地となっている。
名称
日本語文献では「大サン・ベルナール峠」と記されたり、
イタリア語名称から「グラン・サン・ベルナルド峠」と記されたりすることもある。
- 英語: Great St. Bernard Pass
名称は旅行者の救難に尽力してのちに列聖されたベルナール・ド・マントン (Bernard of Menthon) (聖ベルナール)に由来する。
モンブランの南側でフランス方面に越えるプチ・サン・ベルナール峠(小サン・ベルナール峠)とは対の名称になっている。
地理
モンブランの東側約15kmの地点でスイス・イタリア国境のアルプスを越える、歴史のある峠道である。
峠の標高は2,469メートル[1]。スイス南西部ヴァレー州のマルティニーと、
イタリア北西部ヴァッレ・ダオスタ州のアオスタとを結ぶ街道が通っており、
行政上はサン=レミ=アン=ボス(イタリア)とブール=サン=ピエール(スイス)の境界に位置する。
峠越えの街道は、北側(スイス側)から以下の集落を通過する。
峠のすぐ下には大きな池 (Great St Bernard Lake) がある。峠には歴史あるホスピスの建物が建っており、
今日でも登山者向けの宿泊・救護施設として機能している。
峠付近の冬季の気温は氷点下30度にもなり、積雪は最大で25メートルを記録する。
このため自動車の通行が可能な期間は6月から9月までに限られる。
1964年に中腹にグラン・サン・ベルナールトンネルが開通した。
このトンネルはゴッタルド道路トンネルなどと並ぶ、アルプス山脈を貫く重要な交通路で、
交通量も多い。長さは6,596メートルである。
このGrand Saint Bernard 公共交通機関でも行くことができるんですねぇ
Aostaのバスターミナルからなら1時間15分ほど
スイス側のMartignyからなら登山電車とバスを乗り継いで1時間30分ほど
Hotel Italiaに泊まって、周辺をトレッキングするのも面白いと思います
↓ これはイタリア側国境検問所の跡
イタリア側のHotel Italia前の湖の畔には
セントバーナード犬のお土産がいっぱい
今度は真冬に来てHotel Italiaに泊まってアイゼンとスノーシューで雪山歩きを楽しみたいなぁ
↓ これがスイス側のホスピス(修道院)
↓ スイス側から観たイタリア側の景色です。
修道院の奥には古い石造りの教会があり
スイス側のカフェレストランやホテルもあります
【13:01】スイス側はイタリア側と比べてなだらかな下り道
途中でトンネルからの道と合流して快適にMartigny方向に走っていたのですが
ダム湖が見えて 勝手にまたまた大興奮
もしかしたら The Italian Job 2003年で出てきたダムじゃないかと思い込み
下道に戻ってブール=サン=ピエールの小さな集落(58 Rue du Bourg)
を抜け
(↓ これはスイスでよく見かける放牧している牛さん用の水飲み場)
小さなプチホテルも何軒かあり スイスらしさを味わえる素敵な村でした
やがてダム湖に到着
アレ~ 車は走れないし
あのシーンの場所とは違うのかなぁと ようやく気付きましたが
https://www.youtube.com/watch?v=vrNryKVm5Yw
自分では景色もそこそこだし、良かったことにしましたが
息子は呆れてたかも
↓ これはダム湖から観たトンネルからの自動車道と
スイス・イタリア国境に跨る山々(たぶん標高4,314mのGrand combinとか)
↓ この大きな岩の上に家がある風景
スイスらしくて好きなんです
Martignyの手前でフランス国境を抜けシャモニーに出るフォルクラ道路に入り
朝ごはんが遅かったため峠では先送りしていたランチ
お腹がペッコペコになってどうしようかと心配していたところ
ポツンと一軒家のレストランを発見
【14:53】になっていたため 恐る恐る店に入って食事はできませんか?と尋ねると
もうランチの営業時間は過ぎちゃったからと断られちゃったんだけど
お腹ペッコペコなんですぅ~と得意のネゴで
デザート程度ならいいですよと言っていただき
あの辺りの名産のアプリコットのパイとアイスクリームをいただいちゃいました
眺望も抜群だったし お腹もくちて大満足
余談ですが、このレストランの近辺にAlpage de Bovineって
それはもうトレッキング好きな人には堪らないレストランがあるんですよ~
https://www.google.co.jp/maps/place/Alpage+de+Bovine/@46.0540702,7.0519393,2391m/data=!3m1!1e3!4m5!3m4!1s0x478eb5f6f2dc5bbb:0xb5dfddd33464d7c8!8m2!3d46.0548874!4d7.0504092?hl=ja
いつか行ってみたいなぁ
レストランから少し走った先が TrientのCol de la Forclaz(峠)
この辺り、マウンテンバイクやトレッキングのルートだらけなんですねぇ
(さっき紹介した山の中のレストランのあるBovineまで1時間40分との標記も)
↓ こちらはモンブランを中心に周回のトレッキングルート図
標高1,000mから2,537mの山々を60時間超えで踏破するなんて凄すぎ
でもきっと生涯忘れない思い出になるだろうなぁ
この先にLe Châtelard Frontièreという スイス側の最後の鉄道駅があって
スイスの国境検問所があるんだけど
車の運転に熱中してて写真で残せませんでした。。。
その国境までは、Martignyから登山電車でわずか45分ほどで行けちゃうんですよ
フランスのシャモニーは言わずと知れたモンブランの麓にあるフランスのスキーリゾート
天気が悪かったのと、都会は苦手なのと
当日中にレンタカーを返さなきゃと焦って素通りしちゃいました
このモンブラントンネル
スイスのジュネーブからイタリア側(ミラノ方面)に抜ける大動脈
なので大渋滞しててビックリ
料金は普通車で 44.40ユーロ(@145円で6,500円弱)
でもまあその価値は十分あるよなぁと納得しました。
トンネル内は事故でも起こされたら交通インフラがマヒしてしまうため
車間距離と制限速度厳守
でもたったの15分ほどで通過しちゃいます。
トンネルのなかほどが国境なので
トンネルを出たらイタリア
トンネル側を見上げると雲に隠れたモンブラン
ここで時刻は【17:17】
レンタカー会社が18:30までだったので
高速道路E25をぶっ飛ばしてAosta空港の出口に戻ったのもの
ガソリンスタンドを探して給油し、空港敷地に入るに苦労して到着したのが【18:20】
いや~、いつもながらのギリギリ生活 スリルありすぎだっちゅーの
ホッとしてバス停を探し
Aosta駅前のバスターミナルからホテルに戻らず旧市街に直行すると
アコーディオン弾きがいて大喜び
スマホで動画撮影して
お礼にチップを渡したら丁寧にお辞儀して演奏を続けてくれて
最高でしたヨ
スイスでデザートを食べただけだったので
夕食はガッツリ食べようとレストラン探し
雰囲気のよさげな路地にあるレストランに決めました
席があるか尋ねた時も、メニューを渡す時も
少々つっけんどんな態度にイタリア語だけでしたが
可愛いイタリア娘のウエイトレスさんに
英語で『何がオススメ?』と尋ねると
親切に英語でコースメニューの説明をしてくれて
どこから来たのと聞かれたので、日本からと答えると
いつか行きたいと思ってる だって
この日の晩御飯は 赤ワインに生ハムと リゾットにポーク料理
リーズナブルなお値段で味もそれなりでした。
【”⑦長距離移動最終日Aosta~Parisへ”に続く】