今回の子連れ旅
スペインの地中海側の田舎町でゆっくりでもと思っていたのに
息子の希望もあって欧州の国々を周ることになり
それならばと、もう一度訪ねてみたかったBreil-sur- Royaへ行くことにしたのですが
なんせ同じルートを往復するのが大っ嫌いな性格
Tendeの町も歩くことができてこの時点で既に大満足
さて、その後はどうしようか？と
地図を見ながらどうやって国境を越えようかといくつかのルートでプランを立ててみたのですが
TorinoからLyon経由でParisは2008年に
MentonからVentimiglia・Milanoも2013年に
VeneziaからTrent/BolzanoでInsbruckもMunchenも
Niceからプロバンス鉄道沿線は全て体験済
マルセイユも数年前に行ったばっかだし・・・
と どこかいいルートはないかなぁ？と目を細めていたところ
アルプスの白い雪に覆われた山々と
憧れのZermattやChamonixが目に留まり
思わず『これだ！』と膝を打ちAostaに行くことに決定しました
Tendeからはまたループのトンネルを抜けてRoya川の源流Roya渓谷を越えると
イタリア国境となり、Limoneを過ぎるとイタリアらしさを実感
やがてTende線終点のCuneoに到着
Tendeではビール１杯だけで昼抜きだったので
どこかでお腹を満たしたかったのですが
なんせ本数の少ないTende線の乗り継ぎ駅で
乗り損ねたら２時間は待たなければならないと学習してたため
Torino方面行に飛び乗りました
前回は、TorinoでParis のGare de Lyon行のTGVを予約して
街を散策してレストランで赤ワインとSpaghettis Carbonaraを堪能したのですが
この日はとりあえず少しでもAostaに近づこうと
Milano行の14:54発の列車にまたまたすぐに乗り換え
Aosta方面のChivassoで連絡の普通列車に乗り換えたものの
なぜかIvreaで途中下車
（自分で降りたのか、鉄道会社の都合だったのか
忘れちゃいました
）
駅前にあったお店、Buffetだったので空腹で相当そそられたのですが
次のAosta行の発車時刻までの余裕がなく
スナックで我慢
でもお腹すいてから むっちゃ美味しかった～
(笑)
そうして次のAosta行に乗り込み
窓に釘付けになりながら車窓を楽しみました
ほとんどが無人駅のため
車掌さんがいちいち運転席から出て切符の確認
フランスの地方鉄道もおんなじだけど
たぶん安全のために、走行中は車掌さんも運転席に入って
咄嗟の時（運転士が気を失ったとか）にも対応しているみたいでした
そして 【17:53】ようやくAosta到着
Breil-sur- Royaを出発してから9時間少々
途中下車したTendeから約８時間（Ivreaでランチ休憩約30分含む）
前日に続き、この日も日中はほとんど列車の中となりました。
このAostaというところ
地図や航空写真から南北を高い山々で挟まれてるとわかっていても
山好き人間にはその絶景が堪りませんでした
Aostaは人気の夏は避暑地、冬はスキーで賑わう土地
ほとんどのホテルはリゾート向けで高価だったので
息子との二人旅にデラックスな宿はいらないなと
リーズナブルなペンションのようなプチホテルを予約
『寝るだけなんだからこれで充分だよな』と無理やり息子を納得させ
二つ星の La Belle Epoqueへ
いつものように荷物を放り込んで
町の散策に出発
〔Aostaについては以下の引用資料をご参照ください。〕
| アオスタ Aosta Aoste |
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|---|---|---|---|
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| 行政 | |||
| 国 |  イタリア |
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| 州 |  ヴァッレ・ダオスタ |
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| 人口 | |||
| 人口 | 34,052 [1] 人 (2020-01-01) | ||
| 人口密度 | 1,593.4 人/km2 | ||
| 地理 | |||
| 座標 | 北緯45度44分14秒 東経07度19分14秒座標: 北緯45度44分14秒 東経07度19分14秒 | ||
| 標高 | 583 (550 - 2608) [2] m | ||
| 面積 | 21.37 [3] km2 | ||
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ヴァッレ・ダオスタ州の中部に位置する。アオスタの市街は、トリノの北北西約80km、ジュネーブの南東約104km、ミラノの西北西約149km、リヨンの東約194kmに位置する。北のスイス国境をなすグラン・サン・ベルナール峠から下った街である。
旧市街はそんなに広くないので
1時間ほどで散策を終え
早々にレントランで晩御飯としました
初日の夜と二日目の昼がフランス料理
二日目の夜と三日目の昼はスペイン料理
三日目の夜から四日目がフランス料理
そして五日目にしてイタリア料理
どれもとっても美味しかったけど
やっぱ生ハムとパスタはイタリアですね～
というわけで
連日の移動疲れにワインの酔いも加わって
睡魔が襲ってきたため急いでホテルに戻り
爆睡となりました
【”⑥絶景のGran san Bernardo峠を抜けてスイス・フランス・イタリア周回の旅へ”に続く】
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