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気取りも なんのてらいもなく  あるがままの自分を 感性の赴くままに そんな独りよがりの書き捨て日記です。

鹿児島行き当たりばったりの旅 2017 【前半:大隅半島編】

2017-03-15 09:52:39 | 旅行

 

 

先日のこと

鹿児島に行く仕事の予定が入り大喜び

 

目的地は喜入の石油備蓄基地に入港するULCC(超大型タンカー)での仕事

 

実は、前回も2年前の2015年の4月に同じ船の仕事で同じ喜入に行っていたのですが

その時は翌日の早朝に博多で欧州から来る人間と合流して長崎でのアポがあったのに

いつものことながら船の入港時間が遅れて仕事を終えたのが日付が変わった深夜0時

 

船で泊まられたらとのお勧めを丁重にお断りして

通船で陸にあがり予約してあったシーメンズクラブに泊まり

翌早朝始発電車で鹿児島中央で新幹線に乗り継いで

なんとか博多で欧州からの人間をピックアップして長崎でのアポに間に合うことができたのですが・・・

 

そんな日程だったことや、生憎天候にも恵まれず曇天で桜島さえも見えなかったこともあり

鹿児島に行った気分にすらなれなかったことを悔しく思っていたため

 

『今回は、何が何でも鹿児島を満喫してやるぞ!』と

実は仕事以上に力を注ぐ決意をしておりました。

 

特に、”大好きな健さんの【ホタル】のロケ地巡り”

”にっぽん縦断こころ旅の【595日目の鹿児島市慈眼寺公園の旅】”

それに加えて”ドキュメント72時間で取り上げられた【火の島 フェリーに揺られて行ったり来たり】”

で観た場所で実際にその雰囲気に包まれてみたい。

 

その上、できたら指宿で砂蒸し風呂も

と訪れてみたい場所がいっぱい

 

これまで59年間生きてきて

鹿児島は前述の2年前と約40年前に航海訓練所の練習船で志布志に入港して

カッター上陸(実質滞在時間4・5時間)したことしかなかったため

 

もしかしたら、これが人生最後の鹿児島かもと思うと

絶対に行きたかった場所を、今回こそは訪れておこうと

旅程を考えてみました。

 

まず、絶対に変更できない仕事(3月3日)を定め

移動手段に新幹線を使っても、飛行機を使っても所要時間が6~7時間程度必要とわかり

日中丸1日使って移動するなんて人生を無駄にしているようで絶対に嫌だと

大阪からフェリーを使うことにしてみました。

 

ということで3月1日の船を使うことにして

奈良を4時に出発 大阪南港から5時過ぎに乗船

 

]

 

 

 

翌朝9時に志布志に到着して予約していたレンタカーに乗り込み

 

 

特攻基地の知覧(陸軍)に行くなら、海軍の鹿屋にも行っておかないとと

鹿屋方面の標識に従って車を進めてきたところ

 

志布志から出たばかりの分岐点にあった”内之浦ロケットセンター”の標識が目に入り

『まだ時間も早い(09:30頃)事だしロケットセンターに立ち寄ってもいいかな』

と国道448号線にハンドルを切ったところ

平地から突然7・800m級の山が行く手を遮るように現れだしてビックリ

 

風光明媚な海岸線に沿って志布志から約1時間

内之浦に到着しました

 

 

 

この方面のことについては全く無知の世界だったので

種子島だけと思っていたら

 

元々は東大の研究から始まって

その後JAXAが引き継いだんだとか

 

もしこの方面に旅行される機会があれば

是非立ち寄ってみて下さい。

 

その後は、同じ道を戻るのもつまらないし

どうせここまで南下したんだったら大隅半島南端の佐多岬まで行ってやれと

国道448号線をどんどん南下して

標識のまま佐多岬を目指してひた走ったのですが

距離は大したことない(約70キロ)ものの

山道の連続で約1時間半走りづめで佐多岬に到着

 

 

残念ながら、新しい展望台の工事中で最先端部には行けませんでしたが

なかなかの景色に満足

 

 

 

気が付くと 船でバイキングの朝食を避けてたうえに

前夜もつい先日から始めたダイエット中のために

乗船前にコンビニで買ったソバとバナナと低脂肪牛乳で溶かしたプロティンを飲んだだけ

 

そんな状態だったのに思いつくままに車を走らせてきたため 

お腹がペッコペコ

 

どこか食事でもできるとこないかな?と 

 今度は錦江湾に沿って北上するも

かなか自分好みの飲食店(あくまでもごく普通の食堂)が見つからず

もう普通の食堂は諦めるかとみつけた道の駅は定休日

 

空模様も怪しくなってきて、飲食店を探すのも面倒くさくなってきて

根占からフェリーに乗って指宿の山川に渡っちゃおうかな

と思っていたら

 

まるで民家のような食堂を発見!

 

のれんをくぐるのとほぼ同時にメニューにあったラーメン(大)を注文したのですが

よくよくみるとチャンポンがあることに気付き

「ラーメンとチャンポンとどっちがお勧めですか?」と尋ねると

「お好みですからね~、チャンポンは野菜タップリですけどね」とのことで

「それじゃあ、チャンポンでお願いします!」と変更してしましました

 

 

美味しかったですよ~

 

あと、お店の中も昭和レトロ満載で写真撮りたかったんだけど

撮り損ねてしましました。

 

 

 

お腹も膨らんで鹿屋に向けて出発したところ

根占ー山川フェリーの乗り場があったので

立ち寄ってみたところ、強風で欠航

 

 

 

『良かった~、その方が後々後悔しなくていいや!』

と再出発して鹿屋を目指しました

 

 

鹿屋航空基地の史料館を拝観していたところ

特攻のコーナーで目が釘付けになってしまい

 

気が付くと既に午後4時をまわっていて大焦り

 

急いで海潟漁港を散策してから

(海潟漁港のことは映画”ホタル”の記事でご紹介してるので割愛しますね)

 

桜島からフェリーに乗ろうか

それとも垂水港に戻ってフェリーに乗ろうか

(これが行き当たりばったりの楽しみ)

 

 

悩みながら垂水フェリーの時刻表を調べると

18:00発があることがわかったものの

時刻は既に17:50

 

まあ、無理だなと思いつつ

桜島は日中にゆっくりと周るべきだろうし

次のフェリーでいいやと、焦ることもなく垂水港に行ってみたところ

なんとギリギリ(17:58)だったのに乗船させてくれちゃいました

 

 

伊勢湾フェリーとかだったら、車検証で車のサイズを調べてから

切符売り場で乗船券を買う手順なのに

 

鹿児島では、車用のゲートで支払まで済ませられちゃうから

超簡単に乗り込むことができちゃうんですよ

 

と言うことで、バタバタしながら乗船し

客室にあがってみたところ

 

えらく広いうどん&蕎麦コーナーの扉を開けてしまい

 

朝抜きだったわけだし、晩御飯にしてもいいんだし

と自分に言い訳しながら

かき揚げ玉うどんとオニギリを注文してしまいました(笑)

 

夕暮れの桜島を眺めながら美味しかったなぁ

 

【後半:薩摩半島編に続く】


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