さてさて
もうこのブログをちょくちょく覗いていただいている方々からは
間違いなく『オイオイ、またかよ~』と思われてる フィリピンネタ
本当は本人自身の方がすっかり飽きてるんですけど
このところ日本よりも滞在日数が長いもんだから どーしよーもない
ということで開き直って 記事にしちゃいます
さて、今回はマニラの南東部にあるLaguna州が舞台
マニラに行かれたことのある方なら
きっと飛行機の窓から眺めたことのある 空港近くの大きな湖が Laguna湖
湖を中心にして時計で言うと 約8時の位置に Santa Rosa市があります。
今回の記事は この Santa Rosaが舞台
SLEX(South Luzon Express: 南ルソン高速道路)で
マニラ国際空港から、最近なら渋滞のない時間だったら約20分ほどの近距離
約25年ほど前に起こった〇井物産の支店長 若王子さん誘拐事件
覚えてますか?
あの事件の発生したのが、このSta.Rosa近くの Canlauban Golf & C.C.
その昔、フィリピンで暮らしてた頃には幾度か回った懐かしのゴルフコースで
ティーショットで力みすぎては 打ち上げてしまい
キャディーから 「テンプラ マサラーップ! (天ぷらおいしー!)」
と言われたものでした(爆)
と、そんな どーでもいい話は置いといて
その先には、タガイタイと言う 火山のカルデラ湖と隆起した山脈(?)で
マニラから最も近郊にある避暑地(富裕層の別荘地)があります
SLEXからタガイタイ面への分岐点でもあるため 観光客も多く
平日・休日を問わず賑わっている場所なんですよ。
元々は、そんなゴルフ場や観光地がいくつも点在するといいながらも
ローカルな田舎のひとつだったのですが
20年ほど前から経済特区の工業団地が開発され
数多くの海外企業の工場が進出してきています。
といっても、フィリピンはNIESの国々の中でも
労働争議が起こりやすかったり、政情が不安定で
つい最近まですっかり取り残された感があったのですが
取り残されていた分人件費が安いままだったことや 昨年のタイの大洪水もあって
にわかに発展の兆しがみえてきたようです。
データが古いかもしれませんが 工業団地にある企業数110社
そのうち80社が日系の大工場です。
ほとんどが24時間操業の工場で 一工場に数千人の従業員が働いているとして
少なく見積もっても 従業員だけで 数十万人 その家族を加えたら
百万人以上が 近郊で暮らしている計算になるんです。
そんな訳で、このSanta Rosaは フィリピンでも有数の新興発展地域
活気があって とても魅力的な町なんですよ。
今回の記事のタイトルは
このフィリピン再生の象徴 Santa Rosaの 新しい中心地的モールである
Paseo de Santa Rosaを取り上げてみました
今回は、日本を出発したのが8月の11日
いつもガラガラのフィリピン航空のカウンターさえも
お盆シーズンの観光客でごった返してて 正直ちょっぴりウンザリしてたのですが・・・
オーバー・ブッキングしてたのか
ビジネス席にグレードアップしていただいちゃいました
座席や 機内エンターテイメントは あまりパッとしなかったけど
食事は そこそこ豪華で 嬉しかったっす
4時間程度のフライトにもかかわらず、
前菜もビバリッジ類もしっかりしてて 大満足
しっかりと堪能させていただきました
↓ こちらが Santa Rosaでの 最近の定宿
Paceo Premier Hotel (←温泉マークだけど変なイミじゃーないですよ)
2階にカジノがあったりして 違う意味変なホテルですけどね。
その昔は、まともなホテルがなくて
毎日マカティから通ったり、El Cielitoって安ホテルとか
Techno Park Hotelだったんだけど
去年からこのホテルに泊まるようになりました
ハッキリ言って 仕事で仕方なくじゃなかったら
Tagaitaiの一応リゾート風のホテルか
マニラのホテルに泊まる方がいいですよ(言っちゃったよ)
南側の部屋の正面には タガイタイが借景となり
隣接する Paceo de Santa Rosa (Outlet Shopping centre)以外は
草ボウボウの空き地ばかり
ハンマーナイフが大活躍できるのにな~
などと言ってるうちに
数年後には、すっかり開発されちゃってるのかもしれません
工業団地に来る外国人を狙ってるんで結構室料は高いのに
調度類の安っぽさには 呆れるのを通り越して 泣けてきます
ま、嘆いたところで どーしょーもない
で こちら↓が Paceo
Factory Outletのお店がメインですが
高級げなレストランもいっぱいあって
マニラのマカティの街に居るような感じ
オシャレなデートスポットにもなってるみたいです
このフィリピン
なんせ賑やかことが大好きなお国柄
ライブバンドを聴きながら飲んだり 食べたりする場所探しには こと欠かないんですよ
夜ともなると、広場や小洒落たバーなどではイベントが催されています
といっても、さすがに平日はお客もまばらなので毎日とまではいかないようですけどね
で、
Paseoの印象について打ち明けると
正直な話
週末や花金には そこそこレストランは賑わってるものの
お店は NIKEを除いては ほとんどいつみても閑古鳥状態
大衆的なJolibeeとかChow Kingなどのある区画は大賑わいしているものの
Outlet店舗の類は
いつまで保つかな~ って感じ
富裕層が増えてきた感があるものの
まだまだ ほんの一握りの人達だから も少し時間がかかりそうです。
http://www.manilashopper.com/2011/03/outlet-stores-at-paseo-de-sta-rosa.html
でも、韓国でも中国でも
一昔前のこと思い出したら そんな(いつになったら発展すんねんって感じ)でしたもんね
勢いに乗ったら アッというまに変貌してしまうのかもしれません。
ジプニーやトライシクルの走り回ってる光景も
そろそろ見納めになってしまうかも
古いフィリピンに郷愁を感じるみなさま
是非早いめに 遊びに行って後悔しないようにしてくださいね。
話かわって
こちらは Paceoの奧にある 元々は たぶんジプニーか バス乗り場
今はナニになっているかというと・・・
ローカルな いかにもアジアの台所的生鮮食料品の市場にあるのですが
実は、ここが自分にとっては大のお気に入りの場所
もう10年以上前から
Santa Rosaに来ると楽しみにしている カリンデリアがあるんです
でもって、たぶん乗り場と思われる場所が
オープンエアのテーブル席になっています
ココのカリンデリアでのお勧めは
キニラウ・ナ・タンギギ(さわらのマリネ)&レチョンカワリ(豚の丸焼き)
トヨ(醤油)かパティス(魚醤)にカラマンシー(柑橘系)+生チリでソースを作り
そのソースを小出しにオカズやゴハンにかけて ヒーハーいいながら頬張っちゃうってわけです
ここではもうお馴染みさんなので 顔を見たらいつものテーブルに手招きされて
バケツに入れたビールとアイスを持ってきて
仕上げの頃にはほっといてもニラガ(牛骨系クリアースープ)を
つけてくれます
キニラウ大皿+レチョンカワリ小皿+サンミゲル6本+ゴハン+スープ大で
〆て330ペソ(660円) たまりませーん
たいがい現場から カリンデリアに直行し
夕焼けに染まる頃までウダウダとビールを飲み続け・・・
千鳥足で ホテルに帰るって生活を送っています(ホンマかー)
なーんて
実は、最近、Paceo内に
へんてこりんな日本の居酒屋をみつけちゃったもんだから
3日に1日は そっちで浮気してたりして
だってさー フィリピンって
実は、濃い味+脂だらけ+高カロリー+山盛りゴハン+基本野菜嫌い
フライドチキンはじめ揚げ物&コーラ系ソフトドリンクも大好き
その上 歩いたり運動するの大嫌い
なので、
フィリピン人の好きな料理ばっかり食べてたら ポッコリお腹+体重増加
その上、高血圧、高脂血症、糖尿病、痛風、その他もろもろ
間違いなし って感じなんですよ
だからもしフィリピンに長期滞在されることになったら
くれぐれも注意してくださいね