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気取りも なんのてらいもなく  あるがままの自分を 感性の赴くままに そんな独りよがりの書き捨て日記です。

独りよがりの旅日記 ”(回想)2016年9月 ピレネー山脈縦断の旅 その③美食の街サン・セバスチャンへ

2022-09-14 15:38:28 | 旅行

ピレネー山脈の旅3日目(9月10日土曜日)

朝7:30に起床して

外を眺めると 公共駐車場にはキャンピングカーがいっぱい

週末を過ごそうと来てるんだろうな、羨ましいなぁと眺め

レセプションが開く9:30にチェックアウト

シンプルなブレックファーストをいただき

お礼を言って出ましたが

スペインらしい親切なホテルでしたよ

 

その日はピレネー山脈の南、スペイン国内からビスケー湾(大西洋)に向かうこととしたたのですが

前々日も前日もや曇り空だったので

フランス・スペイン国境の峠(Frontera del Portalet/Col de Pourtalet)に

最後の別れを告げに行こうと車を走らせていたところ

formigalの冬季はスキー客の駐車場となるスペースがオートバイで埋まっていてビックリ

毎年開催されているBMWの一大イベントでした

https://www.youtube.com/watch?v=YEvCuiXSNo4

 

この日はしばらくバイカー達と一緒に走ったり、すれ違いましたが

路を譲ってあげると左足を挙げて感謝の意を表すのが面白かったです

 

日本だと左手を挙げることが多いけど、やっぱりバイクでは一瞬でも手を離すのは危ないもんなぁと納得

 

 

そしてフランス領でCol de Pourtaletの景色を愛でてから

スペイン側に戻りFormigalとランドマーク的独立岩峰Peña Foratataにも別れを告げ

Puente de Santa Elenaの橋や

湧き水の泉に立ち寄りながら

 

N240でJacaを経由西に向かいA21でAragon州からNabarra州に入り一路州都のPamplonaを目指すことに

途中でガソリンスタンドに立ち寄って給油したのですが

スペイン語の説明書きが理解できず

 

この頃はアメリカ滞在が長かったため

つい先に支払いを済ませないと給油できないと思い込み

クレジットカードを入れても動かず

どうしたんだろ?とアレコレ悩んだ末にスタンドのコンビニでセニョリータに尋ねると

『支払いは給油した後ですよ』と言われ

 

「早く言ってよ~」と思いつつ

フランスやスペインは後払いだったと思い出しました。

 

A12のPamplona方面とA15のDonostiaの分岐点

 

【12:55】Pamplonaのサービスエリアでランチとしました

パエリアとソーセージ&フライドポテトをガッツリと(笑)

 

高速道路でとても快適に飛ばしていると制限速度100の数字が

マイルかなぁ?それともキロなのかなぁ?と思いつつ

気にせずぶっ飛ばしちゃいました

 

この辺りから下り坂となるため緊急待避所があったり

速度制限の標識が多々設置されていたのですが

なんせ日本でもMini Cooper S でいつも150kほどでぶっ飛ばしちゃったのですが・・・

(この後の展開は乞うご期待

【15:00】Donostia (バスク語でサン・セバスチャンのこと)到着

海と海水浴客が目に入りだし

ネットで予約しておいたホテルを探すのですが一方通行だらけでラチがあかず

スマホでルート検索しながら

ようやくホテルに到着

ところが周りに駐車場がみあたらず

たぶん週末の観光客や海水浴客の車でいっぱい

ホテルに電話するとオーナーの優しいオッチャンが出てきて

駐車スペースを確保してくれてました

実は、当日の朝も運転中に電話がかかってきて

交通手段は何?何時頃到着するの?と聞かれたのは

この駐車スペースを確保するためのものだったんです。

スペインってホント優しいから好きなんだなぁ

ホテルは二つ星の古くてチープで冷房もなしでしたけど

気持ちよく泊まれました

ほぼ5時間運転しっぱなしでしたが

時間が勿体なくてすぐに外出

 

ホテルのすぐ前に観光名所にもなってるMaria Christina橋があり

川沿いにスペイン国鉄のDonositia駅

川に沿って河口に行くと Zurriola Beach

トップレスが常識の土地なので目のやり場に困りました(ウソコケ

川を挟んで反対側が旧市街

美食の街として有名なDonostia

週末&海水浴シーズンで旧市街も大混雑

スペインのバル(BAR)なら昼間っから飲んでても普通なんだけど

もしかしたら夜遅くなったら日帰り客が帰ってくれるかも

と淡い期待を抱きながら

La Concha湾を散歩して時間潰しすることにしました

リーズナブルな観光船もありましたが、とりあえず歩いてみようと

可愛い小舟の並ぶマリーナから岬の先端まで

季節によって大荒れするビスケー湾

昔、真冬に英国のテームズ港からジブラルタルに向かう航路の船に乗船して

キャビンの端から端まで吹っ飛ばされる経験もしましたが

時期的なものなのか穏やかな海を日没まで眺め

【20:30】旧市街に戻りました。

なんせバル巡りで有名な土地

酔っぱらって立小便が横行するんでしょうね

こんな看板がありました

バルのある通りに行ってみると まだまだ大混雑

 

 

ネットで下調べした有名店は立錐の余地もなく

泣く泣く断念

↓ これみんなピンチョスとグラス片手に立ち飲みしてるんですよ

こりゃダメだ と博物館前の広場に行ってみたところ

爆竹の中 被り物で牛追い祭りの真っ最中

大笑いしちゃいました

時刻は夜9時をまわってしまい

このままじゃあ食べ損ねちゃうかも

根性をだして一軒目のバルに入り

ピンチョス3品をアテにセルベッサ(ビール)、ワインを何度もおかわり

 

そこそこお腹はくちてくれたのでバルを探し歩いていた時に気になってた生ハムの店へ移動し

立ち飲みセットをテイクアウト

 

そうしてまだまだバル巡りの長い夜は続くのでした

 

《この日の旅の経路》

 

 

〔その④に続く〕

 

 

 

 


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