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気取りも なんのてらいもなく  あるがままの自分を 感性の赴くままに そんな独りよがりの書き捨て日記です。

我が愛しのMexico 【Veracruz 港町編】

2015-10-02 15:56:09 | 旅行

 

それでは、Veracruzについて

もう少し詳しくご説明しますね

 

Veracruzは、メキシコシティのメキシコ湾側の外港でメキシコの主要な港湾都市のひとつ。

人口は、Veracruz都市圏で約70万人

メキシコ湾に面した都市としては、タンピコ(アメリカ国境近く)に次ぐ第二位

 

歴史を紐解いてみると

1518年にスペンイン人が初めて上陸し、金の存在を知って

本格的に船団で訪れメキシコ征服の拠点とするため建設されたメキシコ最初のスペイン植民都市なんだそうです。

 

その後スペインは征服を続け

ヌエバ・エスパーニャ(新スペイン:Virreinato de Nueva España)建設後には大西洋側の貿易港として栄えました。

背景としては、アメリカで産出された銀や、

マニラ・ガレオンの交易によってよって太平洋岸のアカプルコに運ばれたアジア産の製品を

大西洋岸からスペインへ運び出す役割を担いました。

白い線がスペインの交易ルート(マニラ・ガレオン)

青い線がポルトガルの交易ルート

 

フィリピンは、スペインの植民地でしたが、実際にはスペイン直轄の植民地ではなく

ヌエバ・エスパーニャ(メキシコ)の管轄下にある植民地であったため

フィリピン系メキシコ人 メキシコ系フィリピン人が存在するようになりました。

 

この背景を知って

フィリピンに馴染みのある自分が、なぜこうもこの土地に親近感を覚えたか

その理由がわかった気がしました。

 

(仙台藩主伊達政宗の命を受けた、支倉常長を大使とする支倉使節団も

ここVeracruzを通ってスペインに渡っています。) 

 

そんな歴史を思い起こさせる

スペインからの入植者の銅像があります。

 

港のシンボルでもある海軍司令部

 

コンテナターミナルもあり

コンテナは主にメキシコ湾、カリブ海の定期航路で

 

コロンビアのCartagenaをハブとして

ヴェネズエラのヴァレンシアの北に位置するPuerto Cabello

キューバのHabana

メキシコが北のTanpico(Altamira)、Veracruz、Merida(Progreso)

ユカタン半島を回ってパナマのColonの港Manzanilloから またコロンビアのCartagenaに戻るコンテナ船に

2度ほど乗ったことがあります。

 

あと、自動車専用船も、ほとんど毎日のように入港してました。

これは、昔走っていたケーブルカー(トラム?)を模した市内観光用のバス

昼間はほとんどお客さんがいませんでしたが、夜になると大人気

 

 

この港は海賊に狙われて占拠されるなど、外敵の襲撃に悩まされたため建設された

サン・ファン・デ・ウルア要塞があります。

これ↓がその要塞巡りの観光船

 

 

ブランチのために利用した 

GRAN CAFE DE LA PARROQUIA

下調べもせずに、外からみた雰囲気だけで選んだのですが

これが偶然にもVeracruzの港の有名な老舗カフェ

 

名物のカフェ・レチェロ(フランス語でいうところのカフェオレ)と

スパニッシュのブランチと言えばオムレツだよな 

ってことで トルティージャを注文してみました~

 

https://www.youtube.com/watch?v=FUH0NCb35xk

前の記事でご紹介した武装警官

こんな普通の町でも、真昼間から物騒ないでたちで巡回しています。

 

旧市街なので、いかにも古くからの建物が残っていて

ぶらぶらと街歩きしてるだけでも楽しかったです

 

鉄路の跡を発見!

また復活すればいいのにな~って思いながら眺めていました

 

 

【続く】

 

 

 


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