自己免疫疾患 その1 - 白血球減少から指の痛み
自己免疫疾患 その2- 検査結果
自己免疫疾患 その3 - 予約日が遠い
自己免疫疾患 その4 - 炎症止めの薬を飲み始める
自己免疫疾患 その5 - パブリック病院から連絡が来る
からのつづき
*GPの説明が面倒なので オーストラリア GPとは とかで検索してみてください。
予約日当日までドキドキしながら待つが何事もなく(予約キャンセルとか)当日を迎える。
GPや小規模のクリニックには何度も行ったことあるが大きい病院は初めて。
予約時間の30分前に到着。
受付で予約がある事を伝えると病歴とかアレルギーなど色々聞かれた。
今までの経験から初診だと問診表なものに自分で記入するし、
英語の問診表だから記入するのに時間がかかるから早めに到着したんだけど、
問診表を自分で読んで記入するより数倍も早く終わった。
その質問の中で「What is your religion?」と聞かれ、質問の意味が分からず聞き返し、
「Religion」ってなんだっけ???状態。
『Religion』って何ですか?と聞き返したら、受付の人が「クリスチャンとか・・・」と言ったので、
あー!宗教ね!!普段使わない単語って忘れる。
*これでも在豪歴もうすぐ20年です 笑
「Non religious(ノン リリジャス/無宗教)」と答えた後に登録終了し、
「リウマチ科へ行って待ってください。」と行き方を説明される。
病院で宗教を聞かれるなんて今までになかったことで大きな病院は違うなと思った。
言われた場所に行くとすでに5人待っていた。
予約時間になっても過ぎても先に居た人たちも呼ばれずに待っている。
その内の一人が「まだかしら?」と独り言を言いながらリウマチ科の人に「どのくらい待つの?」と聞いてた。
そしたら「今日は忙しくてすごく遅れているんです。」と。
テレビのニュースでも病院が逼迫していて大変と言ってたっけ。
そういう事態なのは皆知っているからだろう、その後は誰一人愚痴も言わずひたすら自分の名前が呼ばれるのを待っていた。
待っている間にワゴンで無料のコーヒーサービス(ビスケット付き)が来た。
私、コーヒーは好きではないので頼まなかったら「ビスケットは食べる?」と聞かれるも多分血液検査すると思うから遠慮した。もしかしたら紅茶もあったかも。
聞けばよかったと行ってしまった後に思った。
このサービスも大きい病院だからかなと。うれしいです。
やっと自分の名前を呼ばれたのが予約時間の2時間後!
大分待ちました!!でも3か月以上待ったんです。2時間なんてあっという間ですよ 笑
年配の医者で「大変遅れて申し訳ない」と。いえいえ、とんでもないです。
GPからもらった3月の血液検査結果を先生に渡し問診からスタート。
いつどんな状況から痛みが始まったか炎症止めを飲む前の状態、飲んでいる今の状態。
など色々な問診後に今度は視診、触診と関節の曲げ伸ばしなどのストレッチをして痛みの有無をその都度聞かれる。
そして・・・、
「Rheumatoid arthritis(リウマチ)ではないですね。軽度のLupus(ループス/全身性エリテマトーデスSLE)です。」
え?リウマチじゃないの?てっきりリウマチだと思っていたよ!!
「関節がリウマチの症状ではないですね。この後に血液検査、尿検査、レントゲンを撮るけれど、
血液検査などの検査結果後、もしリウマチでも処方する薬は一緒です。軽度なので薬を飲んでいればほぼ大丈夫。」と。
GPの医者も「リウマチもループスも薬は同じ」言っていたのを思い出した。
各種検査フォームと処方箋を出してもらって再診は3ヶ月後ですと。
え?3か月も後なの?と聞いたら、
「薬が効き始めるのが8-12週間後なのでその後に検査結果とまたその時に血液検査してさらに3ヶ月後に再診です」と。
はぁ、まあ薬を処方してもらえたので一安心。
薬はPlaquenil 100 tablets $19.99 / Hydroxychloroquine 200mg これを食事と一緒に一日1錠飲む。
最後、医者に「紫外線はなるべく避けるようにして。外出するときはサンスクリーンクリーム(日焼け止め)を塗るように。紫外線対策しないと悪化の原因になるからね」と言われた。
*こちらでは全身性エリテマトーデス(SLE)を簡単に「Lupus ループス」と呼ぶ
3ヶ月後の予約はどこでするのかリウマチ科の人に聞いたら
「こちらで予約日が決まったらケータイに連絡がいきますのでそれを待ってください」との事。
公共病院は自分で予約日を決められないんですかね?
初めてなので分からないけれど、無料なのでそういう事なのかも。
リウマチ科は別の棟にあったので道路を渡ってメイン病棟にあるRadiology(医療画像診断センター)でレントゲン(x-Ray)を撮りに行った。
受付をして15分くらいで呼ばれた。
手と膝のレントゲンを形と角度を変えながら何度か撮った。
その時にレントゲンの機械に目をやると「Made in JAPAN」の文字が。
日本語で「島津製作所」とシールがあった。
全く知らない会社だけれど日本製だと知って嬉しくなった。
その後にPathology(病理学)へ行き血液と尿検査。
レントゲンと同じフロアーにあったので移動が楽だった。
でも、結構待ちますとの事。
別の日に来ても、別のクリニックへ行かれても良いですよと、言われたが一度に終わらせたいので待つことに。
一時間後に呼ばれる。
無事に血液採取して帰ろうとお礼を言って数歩進んだらナースさんが「あ!尿検査!!」と。
お互い忘れていました。 お互い疲れているねって 笑
お医者さんやナースさん、本当にお疲れ様です。
病院を出たのが到着してから4時間後になってしまった。
ただ待っていただけなのにすごく疲れた。
そしてリウマチではなくLupus(全身性エリテマトーデスSLE)と診断(正確な診断は3ヶ月後)された。
ずっとリウマチだと思って過ごしてきたので安堵と新たな不安が・・・。
その7 - 薬物治療開始
へつづく
*体の調子が良い時に更新するので続きまでの間が長くなると思います。ご了承ください。
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