今日は姪の成人式。
朝、4時半に私達保護者は起床しました。
妹は朝食の支度を始め、
私はいつもの朝のように日課をこなし
ほぼ、何も変わらない一日の始まり・・
でも、早朝5時半から出張して下さった美容室のまよちゃんが
笑顔いっぱいに手際よくメイクをして、髪をセットしていく。
そんなパワフルな姿から元気を頂いた朝の始まりになりました。
まよちゃんと姪が冗談を言いながら、ゲラゲラと笑う声。
お湯が沸騰する音。炊きたてのご飯の香り。
朝陽が昇っていき明るくなる空。
母が妹の為に仕立ててくれた振袖・・。
そんなひとつ、ひとつの小さなことを
五感で丁寧に感じていると、不覚にも涙がこぼれそうになりました。
この晴れ姿、両親に見せたかったな。
年齢を重ねると、涙もろくなりますね。
8時少し前に、着付けの先生が到着。
お友達の美容室の着付けの合間に来て下さいました。
若いのですけれど、腕前は超ベテラン級。
とっても信頼している方です。
3年前、私の振袖を長女の姪が着ました。
その時も、このお二人に大変お世話になったのです。
こんなに頼り甲斐のある友人に恵まれて幸せ。
やはり、神様は駄目な人間にはちゃ~んと
素晴らしいブレーンを与えて下さるのですね。
それにしても、母は凄いなぁ~と思いました。
私の着物は長女が妹の着物は次女が・・
バッチリ似合うように仕立ててくれていたのですから。
前撮りの時 今日
かんざしは7歳のお祝いのときに京都で誂えたもの。
成人式でも使えるものを・・と、お願いした思い出の物です。
姪達がこれから結婚して、もし女の子が生まれたら
この着物もかんざしも受け継がれていくのかしら・・
なんて思ったら、「想い」というのは
「命」の継承なんんだな~と、つくづく実感致しました。
母から子へ、そして孫へ。
この子々孫々という継承が「愛」の基なんですね。
中学の時の同級生だったBFがお迎えに来て
彼のご自宅へお赤飯を持ちご挨拶に。
そんな姿を見ていると
いつか、この家を旅立っていくのね・・なんて
親父の心境になってしまいました
今年成人式をお迎えになられた全ての皆様へ
心よりお祝いを申しあげます。