昨日の節分、豆撒きはしましたか?
枡を抱えて、お豆を握りしめると
嬉しさのあまり、満面の笑顔になってしまいます。
つい、鬼は外・・の言葉より
福は内・・ばかりになってしまう私。
「鬼」なんて寄付きっこないもんね~と
確信しているせいかもしれません。
何しろ、世の中で一番恐い人が父でしたので
この父に敵う者は居ない・・そう思っていたせいもあるのかな?
まっ、いずれにしても
「福は~うちぃ~!!」の言葉で十分のように思います。
毎年2月3日は何かと忙しい。
豆撒きをした後、玄関に立春のお札を貼り、
夜中の12時ぴったりに「一陽来復」のお札を恵方に向けて貼る。
改めて、神棚に手を合わせ、仏壇に手を合わせる。
今年も又、昨年と同じ事ができたことに
心から感謝して、幸せだなぁ~と思える瞬間です。
何も特別なことがなくて良い。
大きなことが出来なくても良い。
家族皆、健康で笑顔で過ごせたらそれだけで良い。
どうか、あの人もこの人も今年も笑顔で居られますように。
毎年2月4日の午前12時30分に祈りながら
私の立春の日が明けます。
こうした節目の行事を繰り返すことで
「心を尽くす」ことが自然と身についていきますよね。
「手をかけることは、心をかけることだ・・
だから下手でもいいからきちんとやりなさい。」
下手でもいいからきちんとやっていると、
いつかは褒めて頂けるようになる・・と
母が申しておりました。
「心を尽くす」
今年もまた、私の立春の想いはこれにつきるようです。
まだまだ寒さは続きます。どうぞ、ご自愛ください。
「三日月は そるぞ寒さは 冴え返る 一茶」