シックハウス症候群とは、室内空気汚染によって生じる様々な健康障害のことをいいます。風邪や花粉症に似た症状が現れることが多く、頭痛・めまい・倦怠感などの症状が出ることもあります。
シックハウス症候群の原因は、建材に使われている化学物質やダニ・カビなどの有害物質とされます。化学物質の中で最も健康への影響が大きいのはホルムアルデヒドで、発がん性も指摘されています。また、気密性の高い住宅では湿気がこもりやすく、ダニやカビなどが発生しやすい環境になります。ダニやカビはアレルギー性疾患を引き起こす原因になってしまいます。
その対策は・・・窓を開けてきちんと換気をすることです。共働き世帯だと日中は誰も家におらず、一日中窓を閉め切っているということも多いのではないでしょうか。
すると、建材に含まれる有害物質の濃度が上がるので、帰宅した時に有害物質を含む空気にさらされることになります。そのためには朝、必ず窓を開けるなど予防策をとりましょう。帰宅後にも窓を開けたり、換気扇を回すといった対策が有効です。ダニやカビの繁殖を防ぐためにも、湿気がこもらないようにすることが重要です。
湿気が多いバスルームなどの水分は、拭き取っておくようにするのがおすすめです。また、ダニが繁殖しやすいぬいぐるみなどは、時々洗って天日干しするとダニの繁殖を防げます。普段からきちんと対策をとることで、シックハウス症候群は早めの改善が期待できます。
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