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書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

半坡陶片

2006-04-15 09:08:03 | Weblog

1950年、西安の東方6KMの半坡遺跡から発見された多数の彩陶の陶片(彩陶)に、文字とおぼしき記号、符号の様なものが刻まれていた。
紀元前4000年、6000年余り前の遺跡だ。
発見された記号は全部で112点、これを分類すると22種類に分けられた。
それらの記号は、陶器のほぼ同じ部分に刻まれたり書かれたりしている。
同じ記号が刻まれた陶器は極めて近い近辺から発見されて居ることは、
これらの記号は装飾ではなく、
なんらかの情報、意思伝達を表わすものであったと推察される。
即ち、初期段階の文字のではないか、と。