書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

楊守敬  程本立・題山水少画

2007-03-08 08:58:32 | Weblog

楊守敬(1839--1915)
極めて日本に馴染みの深い人物である。
1880年来日し4年間滞在した。
その間、書家として待遇され、巌谷一六や日下部鳴鶴等に大きな感化を与えた。
元来、地理学の権威であり、金石学他諸学に造詣が深く、
多大の著述を残している。

程本立・題山水少画
楊守敬は自作の詩も多くあるが、好んで他人の詩を書いたと言う。
如何にも詩の内容にマッチした書だ。