書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

高杉晋作

2009-06-17 08:28:00 | Weblog
高杉晋作(1839-1867)
幕末の尊皇攘夷・討幕運動の志士として名高い。
西行に倣って東行と号した。
吉田松陰門下で久坂玄瑞と並んで松下村塾の双璧と称された。
町人・百姓から募った奇兵隊を編成し、
二度に渡る幕府の長州征伐を不成功に終わらせる原動力とした。
当初、尊皇攘夷を主張したが、下関砲撃事件などを経て、
倒幕・開国を主張するようになる。
詩歌を好み茶を愛し三味線も嗜んだと言う。
晋作も維新を待たずに29歳で夭折する。

この書が晋作11歳の作というから驚かされる。
まさに天賦の才に恵まれていた事が覗える。

踏尽渓山遠訪君話新談旧與忻々客愁塵