書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

杜甫詩 飲中八仙歌 5

2011-12-03 09:30:59 | Weblog
宗之瀟洒美少年
宗之は瀟洒たる美少年

擧觴白眼望青天
觴を擧げ白眼もて青天を望む

皎如玉樹臨風前
皎として玉樹の風前に臨むが如し


杜甫詩 飲中八仙歌

知章騎馬似乗船
眼花落井水底眠
汝陽三斗始朝天
道逢?車口流涎
恨不移封向酒泉
左相日興費萬銭
飲如長鯨吸百川
銜杯楽聖称避賢
宗之瀟洒美少年
擧觴白眼望青天
皎如玉樹臨風前
蘇晋長齊繍佛前
酔中往々愛逃禅
李白一斗詩百編
長安市上酒家眠
天子呼来不上船
自称臣是酒中仙
張旭三杯草聖伝
脱帽露頂王公前
揮毫落紙如雲煙
焦遂五斗方卓然
高談雄弁驚四筵




杜甫詩選 (ワイド版岩波文庫)
黒川 洋一
岩波書店


40歳になったら読みたい 李白と杜甫 (青春新書インテリジェンス)
野末 陳平
青春出版社


李白と杜甫―漂泊の生涯
荘 魯迅
大修館書店