書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

四愁詩  張衡

2013-01-06 20:05:47 | Weblog
 
四愁詩  張衡 8
我所思今在桂林欲往従之湘水深側身南望沸需襟美人贈我琴娘野何以報之隻玉盤路遠莫致侍憫帳何為懐憂心煩傷我が思う所は桂林に在り往きて之れに従わんと欲すれば 湘水深し身...
 

 


臨書  李白詩 子夜呉歌其三 秋 

2013-01-06 09:10:44 | Weblog

            

長安一片月、万戸擣衣声。

秋風吹不尽、総是玉関情。

何日平胡虜、良人罷遠征。 

 

長安の空に  一片の月

聞こえてくるのは  万戸砧(きぬた)を擣(う)つの声

秋風(あきかぜ)は  吹いてやまず

情(おもい)はすべて  玉門関のかなたへ飛ぶ

良人(おっと)よ  いつになったら胡虜を平らげ

遠征をやめてもどってくるのか