
可為色
渾沌不分
故道徳之者
永渾成
先天地生
其気体也
道而形
其遅速固未可得而未天体
又永久焉
趙之謙(ちょうしけん)は道光(どうこう)九年(1829)に生れました。
同時代の書の名人と謳われた、包世臣(ほうせしん)・呉讓之(ごじょうし)・何紹基(かしょうき)は年長にあたり、呉昌碩(ごしょうせき)はやや後輩です。
呉讓之や何紹基などは実際に会って、その時の交流の様子が残っていますが三十歳もはなれています。
出身地である紹興(しょうこう 浙江省・せっこうしょう)は、紹興酒に代表される酒造の土地柄の商業の町でした。 魯迅の出身地でもあります。
字ははじめ益甫(えきほ)のちに三十歳頃からは撝叔(きしゅく)といいました。
号は二十代中ごろからは冷君(れいくん)、三十代中ごろからは悲盦(ひあん)また无悶(むもん)といいました。
# 趙之謙に付いては 遠藤昌弘著作選 臨書探訪82 を引用させていただいて居ります。
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