にらログ

いいにらとは何なのかということを日々探索するにら専業農家のブログ。

4/17 春の嵐は来なかった

2016-04-18 12:38:45 | にら
 今日はドキドキしてハウスに行く。雨は降ってない。



 いつもの



 被害といえば妻面にかけたひもが外れていたくらい。



 

 この金具が外れてなくなっていた。



 直しておく。



 浜畑北面も一か所



 直しておく。

 出荷後に慌てて嫁と諫早ペットクリニックにクロを迎えに行く。



 何しろ初めてのことなので心配だったがそこはやはり猫。結構元気。帰りの車でも鳴きっぱなし。着いてからまずチャオチゅーるを食べさせる。その後に茶々がやってきて二匹でしきりに匂いを確認。それからは仲良く遊んでいたので一安心。なんとお腹には4匹の胎児がいたそうです。ご冥福をお祈りします。申し訳ない。

 19時半頃珍しいことに福嶋が娘さんとやってきた。



 何故か豪華なお土産付きで。



 これは嫁にとのこと。ありがたいのだがなんとなく気の毒だ。次回からは手ぶらでお願いします。

 話は農閑期の作物についてだった。にらがいいのではないかと思って話を聞きに来たというのだが、正直いいと思ってやっているのだはなくて、これで食っていくにはどうすべきかを考えながらやっているので返事のしようがない。
 僕は非農家出身なので作物についての偏見がない。ただお題があってそれをこなしていかねばと思っているだけなのだ。なので作物のいいとか悪いというのがよくわからない。まあ農家のいい悪いは儲かるかそうでないかということらしいのだが。
 
 仕事なので金になるかならないかだけを言えば他の職業の方がいいように思う。あえて農業にこだわる必要もあるまい。金が稼げればいいのだから。だが作物を作る以上はやはり人よりいいもの目指していく方が楽しいのではなかろうか。
 僕にとっての関心は自分のにらが美味いか美味くないかなので、美味ければいいし不味ければ悪いことなのだ。ただ営業を続けていくにはそれなりの価格で販売しないといけないのであって、それはまた別の努力を必要とする。生産と販売、これはメーカーの両輪なのでどっちも努力を要するものであって、すぐには結果も出ないものだ。

 何でも10年やって一人前という言葉もある。僕から見ればどの作物を作ってもそう収入が変わるとは思えない。問題はその人が作った作物はどんなものなのかということだ。自分が作る以上はこれくらいのものをという気持ちが日々の仕事を支えるモチベーションではないのだろうか。確かに楽に金になることもあるかもしれないが、釣り人の立場から言えば簡単に釣れる魚に価値はない。まあそんなもんかな福嶋君。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする