にらログ

いいにらとは何なのかということを日々探索するにら専業農家のブログ。

あきれた話

2011-04-02 07:14:31 | 雑記
 東北の被災された方のブログを以前から読んでいて、その方は津波で沖に避難中でもブログを更新されてて、今も家がなくなった中避難所住まいで画像付きの記事を書かれている。それによるとなんといまだに食料が十分ではない。地震から3週間程経つのに。
 いったい行政は何をしている。報道は。風評被害がとかばっかり言ってる場合ではない。一部の特殊なものが足らないというならまだしも、食料がとは。情けない。
 地域の行政はこんなときこそ身を粉にして働くのだ。こういう時にこそ流石役場の人と言われなければ、いつもちんたら働いていることの埋め合わせができないではないか。
 うちの地域だけはよそと違ってきちんと対応できてますよと言えるように今頑張らなければ、あとあとあの時は全然だめだったねと一生言われてしまうのだ。

 縁故採用と自分たちが使いやすいようなゆとり世代の自分の意見をはっきり持っていないようなものばかり採用してきたつけが回ってきたのか。あの競争を勝ち抜いてきた団塊の世代がいないと駄目なのか。災害時にこそ地域行政の存在意義が一番問われる。度重なる台風や大雨の時にそう思った。

 今回は未曽有の震災なのだ。ここで地域行政が踏ん張らなければ被災した人たちは何を頼りにするというのだ。野菜の出荷制限とかは後で保証すればいいことだし、暴落すれば結局採算が取れないからということで廃棄したり鋤き込んだりするのが野菜の宿命なのだ。また播いて育てればいいだけだ。やり直しはできる。がしかし、困った時にさっと助けてくれなかった行政に対する不信感はなかなかとれない。

 とにかくこの段階で避難所の一般的な物資が不足してるということは許されない。今からでもいいからあわててどの避難所にも平等に物資を届けてほしい。今年の僕の納める税金はこういうことに使ってください。お願いします。
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