蓬 窓 閑 話

「休みのない海」を改題。初心に帰れで、
10年ほど前、gooブログを始めたときのタイトル。
蓬屋をもじったもの。

蒙古の包(パオ)で

2017年09月24日 | 満洲
 2000年、内モンゴルのチャルシン草原を訪れたとき。

 まず、標識を表すと同時に、信仰の対象であるオボー。
 石を積んで願い事をする。今なら、戦争が起こりませんように。


 観光包(パオ)へ、モンゴル語では、ゲルというらしい。空調機付き。

 
 客人としての儀礼、天を指し、地を指し、相手の額と自分の額を指し、それから飲む。
 敵意のないことを示す。


 エレクトーン?YAMAHAとある。歌手はマイク、お衣裳の下はジーパンに革靴

 
 華やかに歓迎
 
 一人ずついただく。なにをいただいたのか、忘れてしまった。

 あとは和気あいあいと、自然に肩を組み


 外ではラクダとツーショット。
高校時代に老舎の『駱駝祥子』という小説を読んで、最後に衝撃を受けた。

 土産物屋台で酒井法子のブロマイドが出ているのに驚く。『蒙古人』の歌のテープを買う。
 右手奥に見える湖。5分もあれば行けると思ったが、男の人たちが出かけたけど、30分歩いても着かなかったので、戻ってきたという。砂漠の不思議。

 満洲国軍の騎兵隊にいた人、乗りっぷりが違う。


 こちらが、本物の生活パオと言われるものだと、スルーガイドさんに教わる。

 台車などが近くにあって、生活感あり。97年に行ったホロンバイル草原だから、緑が多い。

『蒙古人』(モンゴーレン)は、モンゴル人が好んで歌う。日本の『さくら』みたいなもの。
 テープを見つけたときは嬉しかった。帰国してから何度も聴いた。生れたときは、私もお尻に青あざつけていたからだろうか。
 お時間のある方は、どうぞ。

https://www.youtube.com/watch?v=hZM1sjzH7KE
 
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18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アスカさんへ (つゆ)
2017-09-26 20:44:06
はじめまして。
そうです、正確に言えば59歳でした。
今から思えば、60代なんて若いもんです。
どこであれ、行けるときに行っておくべきですね。このオジさんたちだって70代ばかり。
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こんんちは~♪ (アスカ)
2017-09-26 17:05:02
【60代のおばさんのひとり言】のアスカと申します。
9月24日、シニアブログに足跡ありがとうございました。

2000年にモンゴルに行かれたとしたら、60歳の手前で行かれたのでしょうか?
その行動力に敬服いたします。
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oomotoさんへ (つゆ)
2017-09-26 16:28:04
確かに、ここへ行く前だったか、葛根廟という所に寄りました。
終戦のとき、避難する日本人の群をソ連軍の戦車が蹂躙していったそうです。
元日銀副総裁の藤原作弥さんが、書いていらっしゃいます。
それもまとめたいのですが、病院通いなどで、毎日疲れて…(グチ)
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悲劇 (oomoto)
2017-09-26 15:18:31
こんにちは

広大なアジア大陸の大草原
狭い島国の日本では想像すら出来ません
こんな大自然の地にも過去に悲しい歴史の爪痕が
残っているのでしょうね。

つゆさんにとって忘れられない風景なのでしょう。
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藤の花さんへ (つゆ)
2017-09-25 20:56:44
残念ながら、真っ平らではなく、結構凸凹してますから。
ただ、行ったとき気づいたのは、地平線は、結局、見る人の目の高さにある、ということです。
リケジイ的には変?
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ミルフィーユさんへ (つゆ)
2017-09-25 20:50:31
写真、赤っぽくなってしまって。
保管の仕方が悪いから…。

内モンゴルには三大草原があるそうで、このチャルシンは、草も少なく、それこそ観光で儲けてる感じ。
ホロンバイル草原のほうが、はるかに広く、はるかに美しかったです。

二胡は聞いたことがなくて、賽馬というのが有名なのですか。いま聴いてみましたが、やはり少しもの哀しい響きですね。
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Unknown (藤の花)
2017-09-25 20:29:39
モンゴルの平原:行った事ないが、地平線見ると丸くなっているとか。
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Unknown (ミルフィーユ)
2017-09-25 17:53:04
写真も何やらセピアに変わりつつあるような
貴重ですね。
お若いつゆさん、溌溂としていますね。
広い草原を見ると、二胡の「賽馬」(この字で良いのかな?)のメロディが浮かびます。

直ぐ近くに見えるのに遠いなんて、日本では経験したことが無いですね。
何もかもスケールが違いますね。

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とんちゃんさんへ (つゆ)
2017-09-25 16:14:04
津軽三味線ですか、粋ですね。
ホテルでは、馬頭琴の演奏もありました。それこそ大和心に通ずる哀愁を感じます。
そこに津軽三味線の撥の音。
聴くだけなら、昔、琵琶を聴きに行ったりしていましたので、いくらか想像できるような気がします。
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みのりさんへ (つゆ)
2017-09-25 15:58:42
観光用ですから、かなり派手でしたね。
たまたま気さくな方たちで、奥様方や中国のスルーガイドさんとも仲良くなれて、よかったですよ。

芸能人でない普通のモンゴル人はセーターとかジャケット姿です。
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チブリッツさんへ (つゆ)
2017-09-25 15:52:14
すごいですね。車まで見えたなんて。
横浜の友人がストリートビューに写ったらしい、という連絡がありました。
そしたら、洗濯物を干す彼女とお孫さんまで。嬉しかったです。

生活バオは移動すると思いますが、この観光パオは、見世物ですから、やっていると思いますが、今の中国、締め付けが厳しくなっていますから。4274
また、ゆっくり探してみます。
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遥か彼方 (とんちゃん)
2017-09-25 09:13:36
おはようございます~(^^♪
私、ボケ防止に津軽三味線を習っているのですが・・・お師匠さんのライブで、時々馬風琴とのセッションがあります。
哀愁の有る響き、モンゴルの風を感じる音色とたたき付ける津軽三味線の音がふしぎと良いハーモニーです。
行ったことのないモンゴルですが、拝見していて思い浮かんできました。
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Unknown (みのり)
2017-09-25 09:09:16
つゆさん

 モンゴルのゲルの中で
カラオケですか
独特の衣裳ですね
 つゆさんは美人ですね
男性に囲まれていますね
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Unknown (チブリッツ)
2017-09-25 01:47:12
貴重な写真ですね。 今はどう変わったのでしょう。 変わっていないといいですね。 こんな時Googleの地図で見ると意外なことを発見したりします。 モンタナ州の草原にGoogle マップで夫の母方の家族が使っていた車が未だ残っているのを発見した時は驚きました。 
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のびたさんへ (つゆ)
2017-09-24 21:57:26
中国語、お分かりになるのですか。
難しいのでしょう。
ひよっとして、そういう方もいらっしゃるかと思い、歌詞付きを選びました。
誇りが感じとられたと聞いて……。

実は、ピアノのできる人に譜面を書いてもらい、日本語の歌詞をつけたりしましたが、草原情歌みたいになり、今にして思えば、赤面の至りです(≧∇≦)
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虎猫さんへ (つゆ)
2017-09-24 21:46:00
年齢的には無理ではないと思います。
同行の男性たちは、このとき73以上の人たちばかりですから。
奥様連れもいましたが、それほど下でなければ、ね。
私は60でしたから、ピチピチかな。
よく転びましたけどね。

やはり5分で行けそうに見える湖の不思議さーー目はよくなりますよ。見渡すかぎりですから。

たまたま内モンゴルは昔の満州という縁があって、2回行けましたが。
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こんばんは (のびた)
2017-09-24 21:00:23
観光でない蒙古へ そして現地の方との触れ合い
貴重な体験でしたね
蒙古人 私たちの祖先かも知れないですね
この歌が良いです 自分たちに誇りを持っています
中国語も独学ですが会話をほんの少し勉強しました
4級までしか取れませんでしたが・・・
使うチャンスも皆無に等しいと 殆ど忘れています
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Unknown (虎猫)
2017-09-24 20:53:23
価値ある写真ですね。

私のまわりにも、モンゴルを旅した友人が何人かいるのですが、
訪れた時の気持ちを伝えるのにもどかしそうです。

体力がないと無理かなぁ。
若い頃、いつか行ってみたいと思っていた場所の一つでしたが、もう、無理でしょうね。
でも、憧れです。
音楽も心をかきたてますね。
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