あやか と しょうま のパパのブログ

パパから彩加と匠真へのてがみです。いつかよんでもらえたら、たのしくおはなししよう!

第2章の2(転生の夢)

2015-06-24 01:51:22 | 遺言
8歳頃だったと思う。
ある日、奇妙な夢をみた。普段、夢はすぐに忘れるが、それは今でもハッキリ覚えている。

私は神?仏?に、こう言われた。
「あなたの正しいと思うことをなしなさい。さあ、行きなさい!」

そして、私は生まれた。
私は、世に神?仏?の存在を知らしめることこそが、正しいと思い、大勢の奴隷?(労働者)に仏像(神像?)を作らせることにした。
劣悪な環境のなかで過酷な労働を強いられた人々は、可哀想に。皆、疲れ果てていた!
しかし、無慈悲な私は冷淡に「早く仏像を完成させよ!」と言い放ち労働者達を酷使した。(あまりに酷い男だ!こいつは赦せん!)
「信仰を広めることこそ正義。そのためなら、重労働の苦しみなど取るに足らない。我こそは正義そのもの!」とまで思っていた。

ある日、残忍な私は死んだ。たぶん仏像の完成を見ずに。。
あの、誕生に導いた存在に強制的に戻されたのだろう。

死の直後、一般的に描かれるキリストのような存在に会った。
生まれる前に「正しいと思うことをしなさい」といった、あの存在だ。
がっかりした様なお顔をしていた。そして、こう言った。「間違ったことをしたな。」
私は「正しいと信じたことをしました。何がいけないのですか!」と反論した。
キリストのような存在は「本当にそう思っているのか!」と私に問いかけた。
「もちろん思っていますよ!私は神のためにやったのだ!何も悪くない!」と、全く反省しない私。
キリスト?が最後に「わかった。。」とつぶやくと、私は一瞬で暗闇の中へ。。

例えようのない無の恐怖を感じながら、いつまで閉じ込められただろう?
永遠のようでもあり、過ぎてしまえば一瞬とも感じた。
その後、トンネル(産道?)を通って、明るい世界ヘ。
気がつくと、そこには、笑顔で喜ぶ若い両親がいた。
私には両親の話している言葉がはっきりと分かるが、全く話せない。
その後、記憶がなくなった。。

これは、あくまで夢の話。。子供の頃、こんな不思議な夢をみた。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。