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あやか と しょうま のパパのブログ

パパから彩加と匠真へのてがみです。いつかよんでもらえたら、たのしくおはなししよう!

第2章の3(神社と神罰)

2015-06-26 21:59:47 | 遺言
中学一年の写生会のこと。
場所は、地域の氏神神社。
一応、授業なので、真面目に絵を描かなくてはならない。
しかし、どうしても遠足気分で気がゆるむ。
少し絵かきを休んで、ふと思う。
ここは、神社だ!願いを叶える神様がいる所!
高校受験の兄に第一志望に合格してほしい!
お参りしよう!
気は心と、たった十円のお賽銭を入れて祈る。
兄が○○高校に合格しますように!
住所氏名を記帳する。

その後、直ぐに悲劇が起こる。

(7/1より加筆)
先生方の様子がおかしい。とても険しい顔で話している。
緊急事態だ!全員近くの空き地(グランド?)に移動し整列。
一学年2~3百人位いたと思うが、そのなかの4名が前に呼ばれた。
問題児3人と私だ!うち、2人は別のクラスだった。

神社拝殿の記名帳に【地獄の○丁目○番地 徳川家康】と書いた、
けしからんやつがいる!お前だな!
私と同じクラスの問題児が、いきなり数発殴られる!
担任は、力自慢の体育の先生だ!同級生の顔がゆがむ!
まあ、自業自得だ。。

次に、私が尋問される。
「おまえ!なんで記帳したんだ!絵は完成したのか!」
私:「まだ途中です。。」
「余計なことをするな!」ガツン!ガツン!拳で2発頭を殴られ、
歯と顎にまで衝撃がはしる。。。
あいつは分かるけど、なんでこんな目に。。
その後も、やや手加減して頬を殴られる。
当然、問題児は、ボコボコ状態だ。

ニヤニヤ笑いながら、数学の不良教師が近づいてくる。
「おまえ何お参りしたんだ~」
私:なっ何かいいことがあると思って。。
  (こいつに兄のこと言ったら馬鹿にするに決まってる、兄も教え子だ…)
数学教師:これがいいことか~
  (ますますニヤニヤして私の肩をもみながら…こいつは性格が悪い)

その後、悪ガキ4人(3名と私)は、神社に戻り宮司様にお詫びに行く。
謝りながらも心中では「犯人は1人なのに、なぜ共犯者のような扱いを受けるのか?」
と思っていた。

時は今、氏神神社の参道を歩きながら、あの苦い過去を思い出していた。
今は何となく分かる。ああ、あの時はこの神社の神様に嫌われたのだな。。
本当に不敬だった彼も、私を含めた3名も、今思えば何かが憑いていたのだ。
4名以外に、札付きの悪ガキが何人かいたが、だだ悪いだけ。
何かが憑いていたのは、たまたま記帳した4人。。良く見ていたな~と感心した。

神社には、神様の眷属様がいるそうだ。
よくパトロールし、来た人間を観察している。
不敬があったり、穢れがあると、容赦なく攻撃する。
神社のシークレットサービスだ。。

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