以下 http://mage8.com/magetan/roushi05.html より引用
第五十章
原文
出生入死。生之徒十有三、死之徒十有三。
人之生、動之死地亦十有三。
夫何故。以其生生之厚。
蓋聞、善攝生者、陸行不遇兕虎、入軍不被甲兵。
兕無所投其角、虎無所措其爪、兵無所容其刃。
夫何故。以其無死地。
書き下し文
生に出でて死に入る。生の徒は十に三有り、
死の徒も十に三有り。人の生、
動いて死地に之(ゆ)くもまた十に三有り。
それ何の故ぞ。
その生を生とすることの厚きを以(も)ってなり。
蓋(けだ)し聞く、善く生を摂する者は、
陸行(りっこう)して兕虎(じこ)に遇わず、
軍に入りて甲兵を被(こうむ)らずと。
兕(じ)もその角を投ずる所無く、
虎もその爪を措(お)く所無く、
兵もその刃を容(い)るる所無し。
それ何の故ぞ。
その死地(しち)無きを以ってなり。
**********************
誰もがこの世に生まれて死んでゆく。
寿命を全うする者は10人中3人。
途中で死ぬ者も10人中3人。
ああ、人の命とは。。。
危ない所に行き戻らない人も10人中3人位いる。
なぜだろうか?
それは、あまりにも生きることに執着するからだ。
(生きるための我欲から道を離れ運気を損なうのだ。)
長く生きる者は、大地を行けども獰猛な虎に合わず、
軍隊に入っても武器を持たされず、
危険な目に合わないと、よく言われるのは本当だ。
猛獣も角で突進できず、虎も爪をたてることがなく。
兵士も刀で斬ることはない。なぜか?
その人は死ぬ原因を作らないので、その結果として、
運が良く、危ない目に合わずに済むのである。
第五十章
原文
出生入死。生之徒十有三、死之徒十有三。
人之生、動之死地亦十有三。
夫何故。以其生生之厚。
蓋聞、善攝生者、陸行不遇兕虎、入軍不被甲兵。
兕無所投其角、虎無所措其爪、兵無所容其刃。
夫何故。以其無死地。
書き下し文
生に出でて死に入る。生の徒は十に三有り、
死の徒も十に三有り。人の生、
動いて死地に之(ゆ)くもまた十に三有り。
それ何の故ぞ。
その生を生とすることの厚きを以(も)ってなり。
蓋(けだ)し聞く、善く生を摂する者は、
陸行(りっこう)して兕虎(じこ)に遇わず、
軍に入りて甲兵を被(こうむ)らずと。
兕(じ)もその角を投ずる所無く、
虎もその爪を措(お)く所無く、
兵もその刃を容(い)るる所無し。
それ何の故ぞ。
その死地(しち)無きを以ってなり。
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誰もがこの世に生まれて死んでゆく。
寿命を全うする者は10人中3人。
途中で死ぬ者も10人中3人。
ああ、人の命とは。。。
危ない所に行き戻らない人も10人中3人位いる。
なぜだろうか?
それは、あまりにも生きることに執着するからだ。
(生きるための我欲から道を離れ運気を損なうのだ。)
長く生きる者は、大地を行けども獰猛な虎に合わず、
軍隊に入っても武器を持たされず、
危険な目に合わないと、よく言われるのは本当だ。
猛獣も角で突進できず、虎も爪をたてることがなく。
兵士も刀で斬ることはない。なぜか?
その人は死ぬ原因を作らないので、その結果として、
運が良く、危ない目に合わずに済むのである。