アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

哀しみを抱きしめて

2012年05月09日 | アユと凛のこと
哀しみを抱きしめて生きていく
哀しみの深さが愛情の深さだから
ずっと哀しくていいの
この哀しみごと愛おしい

つむぎの会のみんなの言葉

私も同じ

ずっと哀しくていい

空の上でその人も哀しんでいるとか
成仏できないとか
いろいろ言われるけど

大好きなんだもの
大好きって言葉じゃない
それ以上の言葉にできない
我が子への愛

おなかの中にいた時から
いなくなってしまうまで
アユの一生
そして凛の一生も
ずっと抱きしめて生きる

生きるって大変

私もアユや凛のいるところに
逝ってしまいたかった

そんな勇気も思い切りもなくて
私の姉に
「一緒に行ってくれない」
「どこに?」
「あの世」
「・・・・」
「買い物に行くような軽い乗りのこの会話変だよ」って
笑って流してくれたけど
生きてる自分が嫌だった

でも今は生きる
哀しいけど 生きる
抱きしめて生きていく

くーちゃんと凛




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