今日は仲間達が…

お天気の良い今日
仙台や石巻から今年もアユと凛に会いに来てくれました。
あれから毎年やって来てくれる彼等は
アユとゆう君の仲間

実は仲間同士が
あの震災でアユとゆう君を通して知り合った
って人もいた。

今日 ウチに集まってそんな話しをした。
アユの大好きだった
としみちゃん
彼女が居たら、絶対酒田に来て居るから
彼女の為にも毎年 酒田に来たい。
アユととしみちゃんとみんなで賑やかに過ごす日が
年に一回あってもいいか…って話した。

震災がなかったら
彼等の話しをアユから聞く事はあっても
会う事はなかったかもしれない。
何度 考えてもそこの思いは変わらなくて
彼等には会わなくてもいいから
知り会わなくてもいいから
アユと凛を返してほしい
帰ってきてほしい！



仙台や石巻に居た彼等は
あの日沢山の友達や仲間をなくした。
だから 三月はその仲間の一人一人を回って歩くのが
毎年の恒例になった
と言っていた。

一度に友達を20人も30人もなくすって…
言葉で言っても理解が出来ない事の一つです。

昼間からお酒飲みながらそんな話しをした。
バカな話しを沢山して
沢山笑って
でも
結局 最後は悲しい そんな気持ち…


酒田では
昨日「震災追悼の集い」
イベントです。

「原点に立ち返る日」
「被災者の皆さんに寄り添ってあげれるように」
何て、上から目線の自己満足甚だしい言葉を載せていた方がいました。
追悼 なんて言葉ではなく
「震災を思うイベント」ってしてくれれば
いいのに
そんなイベント事に癒される思いは少しもありませんけどね。
そんな思いじゃない。
子供をなくすって
そんなキレイ事では何ともならない。


お墓参りを済ませて
彼等は仙台、石巻に帰って行きました。
東京から来てくれた人も…
そしてゆう君も…
いつの間にかお位牌も一緒に…

お位牌と引き換えに
等身大パネルのアユと凛は帰って来ました。

ホント天気良かった。

女川は雨のようでしたけど

気がする…

3月8日
三月はなんでアッと言う間にすぎるんだろう⁈
もう8日

久しぶりにゆう君が帰って来て
やっぱり私は嬉しいくて
ゆう君が来るとアユと凛も来る様な気がしてしまう。

気がするのではなくて
やっぱり一緒に来るんだと思う。

アユと凛は今もゆう君と来るんだと思う。
なんでそう思うのかわからないけど
そんな気がする。
アユと凛はそこにいると思う。

会いたい
アユ 凛

会えなくなって
4年
長いよ
でも この先はまだまだ長い…と思う
私はこの先の長い道をどう過ごして行けばいいのかな？

悲しいまんま
「悲しい事」が愛情の表現に変わった。
大好きだから、大切だから
失った事が「悲しい」
「嬉しい」「楽しい」になるはずない。
どこまで行っても帰って来ない。

気がする だけ…