アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

母の命日に思う事

2015年04月16日 | 思う事
今日は母の命日
二年経ったけど
もっともっと経った気がする。
何度考えてもそう思うのはなぜなんだろう。

方や
アユと凛は
まだまだ ついこの間の事で
四年も経った事が信じられない。

人の命は天秤にかけられない
人の死も天秤にかけられない
って言うけど
そうやって言っている人は
自分の生んだ子供をなくしていない人だと思うし
母になった娘とその子供をなくした事なんて
ない人だと思います。

私の中では
アユと凛以上の悲しみはないし
誰かの死を知らされても
「悲しみ」の感情が薄くて透けてしまいそうですよ。

母が亡くなった時も
涙は流れたけど
思う程 悲しくなかった。
「順番」って思うし…
それを母はちゃんと守ってくれただけだな
なんて思いました。

喜怒哀楽の感情変化は今も狂ったままなのかもしれません。

歳とった人の死は
「かわいそう」だとか「残念だ」とか思えない。
他所様からみたら
なんて薄情な人に見えるだろうな
でもな…
仕方ありません。

自分もそこそこでいいと思っている位だから
歳をめされた方はそこそこで…
と今も思う私です。
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セウォル号 一年

2015年04月16日 | 思う事
韓国のセウォル号の沈没事故から1年
なくなった高校生達にお祈りしたいと思います。

今見ても本当に悲惨な事故
こんな事が日本では絶対に起きてほしくありません。

一年経っても真相が究明されていない。
今後も究明されないんじゃないかと思う。
見つからない子供達は
きっと待っても、待っても見つからない。
海に沈んだら見つからない
残酷

愛する我が子をなくした思いは
韓国でも日本でも同じ

船の事故を受けて安全意識が変わった。
と言うけれど
教訓を受けて満足しているのは
生きている人だけで
「なぜもっと前に…」と思っても
命は戻って来なくて
過ぎた時間を戻す事は出来ない。


奇しくも今日から
くーちゃんも修学旅行
船には乗らないけど
災害や事故はいつ何時 起こるかわからない。
ただ無事で元気に帰って来てほしいと願うだけです。

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