アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

思いの風化

2019年04月12日 | 日記
昨日は
太平洋側は雪が降り積もったようで寒い日になりました。
くーちゃんの所も雪ですって

アユと凛の所はどうかなぁ

毎年3月は身も心も縮こまって動けなくなる。
これ
アユと凛を理由に
震災を理由にしているだけなんじゃない
と……
8年も経つと言われそうだけど

それは違う

震災直後は皆んなが
「悲しい」
「大変だ」
と思いの共有を出来たのに(実際は共有ではないけど)
8年経つと
子どもをなくした人は
ただの遺族で
3月11日だけが悲しむ事を許される日
って感じで……
3月がずーっと動けなくなる事をわかってはもらえない。

そんな、こんな悲しみを抱えた人達はカラに閉じこもる。
それは
話してもわかってもらえなくて
自分が傷つくから なんじゃないかな…

思いの風化
なんじゃないかなぁ
と思う。

復興が進んで
街が新しくなって
キレイになっていけば
悲しみは消える。

そう思う人って多いのかもしれない。

でも
それは違う。

辞任された復興大臣の言葉からして
思いの風化だ。
全ては生きてる人 優先

子どもをなくした親は そうじゃない。
会えない我が子 孫 優先
コメント
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