「純風満蘭 くんが好きそうな木を持ってきたぞ! ほら、堀内さんのちっちゃい本に載っている木だよ。『富士の雪』、知っているでしょ」とある交換会で大先輩I氏に話しかけられました
初めて見る木です。書籍「富貴蘭事典 315種の特徴と楽しみ方(富貴蘭研究会 文/堀内一博 写真/洞口勝、2004年2月1日)」はボロボロになるまで読み込んでいますが、この銘でこのような芸の品種は掲載されていなかったはずです
ん❗️ ちっちゃい‼️
大事にとっておいた書籍の方か⁉️
帰宅してから書籍「富貴蘭 230種の特徴と楽しみ方 ポケットカラー事典(堀内一博 著、三心堂出版社、1995年12月1日)」で確認できました。ただし、ラベルは「富士の雪」ではなく、「富士乃雪」なのでした
きれいに植えられていましたが、うち仕様にマキマキ
こんなに小さな木でも根は7本もありました
さすがはI氏
この木を知っている人は参加者40人のうち3人
「敵」もいないはずと思いきや、
大先輩O氏との一騎討ち
負けじと大声を掛けて、打ち破りました
落札のコツは相手の顔を見ないことです
I氏曰く、初めて割ることができた木で、増えも悪いし栽培も難しいということです
木の大きさに比べて、お値段は でしたね。
それにしても魅力的な芸です
泥軸、泥根、付けは月型
白縞で棒縞と散り斑縞を交え
派手柄の部分に雲を浮かべる
書籍の解説通りの芸です
書籍の写真はどう見ても黄縞ですけど ま、ホワイトバランスの問題でしょうか
競り勝った大先輩O氏には「純風満蘭くんに分けてあげようと思ったあの木ね。あれねぇ...」などとニタリ。あんたも好きねぇ、と苦笑されたのでした
また一つ、珍奇なコレクションが増えました。成木になるのが楽しみですね
あ❗️ お持ちの方(持っていた方)はコメントくださいね
若輩者ですが ました。
1580000富士乃雪(ふじのゆき)(〓産)【風蘭】【月型付け、泥軸、泥根、白花】白縞で棒縞と散り斑縞を交え、派手柄の部分に雲を浮かべる。腰の低い姫葉で「織姫」と「富士錦」の中間的な木姿。季節により緑が濃く現れるなど斑色も変化する。2019年3月10日、関東富貴蘭会(I氏)