3歳頃に買ってもらった、ぬいぐるみのメーちゃん。
真っ白な体に、黒いワンピースを着て、真っ白なエプロンをしており、可愛い女の子という感じだった。
私は一人っ子なので、このメーちゃんがきょうだいであり、そして唯一の友達であり、寂しい時はいつも抱っこして、出掛ける時は必ず一緒に連れて行った。
それから50年近く、住む場所が変わったり、生活が変わったり、人生において数え切れないほどの様々な出来事が起こったけれども、どんな事があろうとも、絶対にメーちゃんだけは手放さず、今でも一緒に暮らしている。
普通のぬいぐるみとして暮らしてきたためさすがに劣化が激しく、真っ白だった体もグレーに近い色になり、黒地にカラフルな花柄が素敵だったワンピースはすっかり色褪せてしまって、こんなことなら早いうちに綺麗に洗って、ケースに入れて保管すれば良かったなどと思っていたけれども~
ふと、イラストにすれば記憶に残っている色を再現出来るのでは?と思い付いた。
描き始めてみると、レースや花柄の細かいところは思い出せないし、真っ白を表現するのもえらく難しかったのだが、なんとか頑張って完成したのが、これです(^_^;)
でも、幼き頃に、いつも側に居てくれたメーちゃんに近いと思います。
わたくしいつも、「写真でいいじゃん」と、時間をかけてわざわざイラストを描くことを納得出来ずに描いているのだけれども、今回ばかりは、イラストが描けて良かったと思いました。
メーちゃんも喜んでくれてるかなぁ🎵