DEVIL POWER ×666

息子ツグさん、ねこさん、サバゲ、フィギュア、マンガ、アニメ、好きなものいっぱい!

思い出話~FINAL ~

2014年09月26日 18時54分49秒 | DRAGレース
【日本ドラッグレースウエイ】


ということで、いろいろ書いてきた思い出話も、ドラッグコースについて語って終わりにします。


年寄りの話みたく、いい加減長ぇし。飽き飽きだよ!!っつう方もおられることでありましょうし(笑)


つって、何からどう書いたらいいんでしょうねぇ。なにしろ、コースが出来たばかりの時から通っていたわけですから。


まぁ、当然、まず思い出されるのは、初めて行った時でございますな。


スタート地点に立って、ゴールを見たら、壁みたなっているのでたまげました。あまりにも不安なので、まだスタンドもちゃんと出来ていない土手を歩いてゴールまで見に行ったっけ。そしたら、壁の手前は蟻地獄のように下り坂になっており、余計恐ろしくなったものでした。


当時は、タイム15秒ほどのA型のサニーでして、そんなビビらんでもたいした終速でないから心配ゴム用だのに、しかも下ってもあれだけ登れば途中で加速せなリターンロードにたどり着けぬのに、まぁ、まだドラッグレース初心者でしたからね。理屈抜きに恐ろしかったんですな。若かったし。25歳?けっ、ガキじゃね(笑)


そのガキを、見るに見兼ねて、アドバイスしてくださったのが、川崎哲哉師匠でございました。


川崎師匠と初めてお会いしたのは富士RRCで、まだPRO-GT-Rクラスが出来る前、師匠がオプションビデオのレポーターをなさっていた頃でございました。


わたくし、ドラッグレースを1度見ただけで、次からは参加しちゃってた大バカチンなので、師匠がどれだけすごいお方か存じませんで、ずいぶんと失礼だった記憶があります。すんませんでした(またかよ)


さて、後にHKS GT-Rにて日本一いや、世界一のタイムを記録するものすごいドラッグレーサー川崎師匠。


そのお方が、仙台ハイランド日本ドラッグレースウエイにて、どうにもプレステージ、ステージの点け方がわからんバカチンの私に、どこぞから持ってきたタイヤを用いてスタートラインに立ち「ここが1個めの光電菅ね!そんでタイヤひと転がしで2個め!わかる?」つって、教えてくださったのでした。


ちなみに、2個めをつける前に行う儀式まで伝授していただいたのだが、それは内緒じゃい!聞きたくば、わたくしの弟子になられよ。そのかわりたいしたことじゃないよ、儀式は(笑)


それからの師匠は、この大バカチンを何かと気にかけてくださいましてね。ピットに挨拶に行くと「ゆみちゃん、コーヒー飲んでいきなよ!!」なんて言ってくださって。


HKSワークスドライバーとお話出来るだけでもすごいのにね。大バカチンは、まーだよくわからず、おのれの車の走り方なんかを相談しちゃったりしてね。ある意味すごいよね、わたし(笑)


その後、師匠が「ドライホップ」という大会を立ち上げて、15シルビアで参加したときのことも思い出すなぁ。


久しぶりに2駆で走った私を見て、「あんた、そんな走り方しなかったのに、4駆乗ってたから運転が荒れたね」と言われたんだよなぁ。


GTOでテングになってたわたくし、ものすごくショックでね。初心に返らねばならぬ!!と、再び精進を誓ったんだけども~


そのドライホップには団体戦つうのがあって、何台かのチームのトータルタイムを競うという、画期的かつ楽しげな企画で、私はドリームチームの中に入れてもらったんだけども、15のミッションが壊れちゃって負けちゃったんだ。悔しかったなぁ。笑ったけど。


それから、2001年のドライホップに33で参加したのを最後に、2010年のJDDAに参加するまで、私は冬眠していたんだぁ。


こんなことになるのなら、もっと早く冬眠から目覚めるべきだったなぁ。


もう遅いけどもね。


けれどもね、震災が起きる前に走れたこと、先日、皆さんのおかげでラストランを便乗させてもらったこと、その時ツグが一緒だったこと、いろいろな人と話が出来たこと…、


全ては日本ドラッグレースウエイが引き合わせてくれたことであり、


きっと、あのコースに思い出がある全ての人達に、何かしらの形で、そんなプレゼントがあったのではないか。


最後の最後まで、ありがとう。お世話になりました。一生忘れません。思い出も、ずっとずっと、なくならない。息子にも、きっちり伝えておきます。それが私の恩返しです。

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2014.9 JDDA FINAL ~思い出話 7 ~

2014年09月23日 17時04分52秒 | DRAGレース
【JDDA】


2010年、震災の前年に初参戦したJDDA。仙台ハイランドに行って、ドラッグレースをするのも、9年ぶりだった。


思いがけずオーバーホールエンジンが手に入り、ちょっと無理して早めの結婚10周年記念旅行にしちゃおうっつう企画が持ち上がり、さくっと6月に決行。


久しぶりに来たはずのドラッグコースは、まったく久しぶりな気がしなくて、いつものようにそこに馴染んでいたことを思い出す。


知り合いがいたり、何年経っていようが走ることに変わりはないし、当たり前なんだろうけども。


だがしかし、パドックにいて、まわりを見渡してみたら、若いひとばっかし(笑)車の仕様もタイヤも、昔と違うし。


浦島太郎か!?わたくしは!!と思った。


それでも、わたくしだって昔とは違うのだ。胃痛を抱えて、お前ら全員敵じゃ!つってツンケンしていた頃とは違うのだ。


仲良く隣近所に話しかけ、お土産の信玄餅をば差し上げたりして、友達作ろう計画を実行。


そんで出来たお友達が、O塚くんやHラくん、Kボくん、ミホちゃんでした。


彼らはきっと「なにこのオバサン。なに考えて参加しちゃったの」と、思ったんだろうなぁ。レーシングスーツ着ちゃって、見た目から入るタイプ~?とかね。ホントだよね。いい年こいて(笑)


まぁ、それで、久しぶりに走ったわけだけども、さすがに緊張してスタートしくったものの、そこそこのタイムが出ちゃった。ていうと、上を目指したくなるんだけども、タイム出しすぎると失格というルールが難しすぎた。


つうことで、うまくいかないまま終了。不完全燃焼はなはだしく、もう一回行くことを決意。


しかし、次の9月は、断念せざるを得ない事が発生した。


初めての妊娠。…がわかった二日後の大量出血。…残念ながら流産だった。


なんかもう、悲し過ぎて落ち込み過ぎてぽかんとしていたら、父ちゃんが「最終戦、行こうよ」って言ってくれた。


そんで行った11月の最終戦。今度こそやってやんよ!!つって、NOSまで積んで気合い入りまくりで挑んだのだが~


やってしまったのは、ドボンでござった(笑)敢えなく予選敗退。以上、終了。


くっそー!!なんだよ、こんなことならフル装備でタイム出しちゃってドボンすりゃ良かったよ!!ちくしょー!!ばっきゃろめ!!こんにゃろめ!!


つって、腐りかけたわたくしを救ってくれたのは、6月に出来たお友達の皆さんでした。彼らは、ガンガン上にいってくれて、私は応援の楽しさを初めて味わいました。


そして、またみんなと一緒に走りたいなって、思いました。


翌年、震災が起き、コースが被害を受け、でも有志の皆さんが復旧復興活動をして、ハーフコース再開。その後も皆さんの努力でフルコース再開。


私も、その間再び妊娠。今度は順調に育ってくれて、ツグ誕生。さてさて、2歳ぐらいになれば、走りに行かれるかな♪


なんて思っていたところへ、閉鎖の話。


まだ小さいツグ連れで仙台行きを強行し、参戦は出来なかったけども、お友達にも会えたし、応援も出来たし。


ハイランドがなくなっても、ドラッグレースがなくならなければ、また参戦のチャンスは必ずやってくると信じているんだ。


だって、4年前、突然参戦出来たのはそういう巡り合わせがあったからに違いないもの。


そして、そう簡単に、ドラッグ中毒は直らないんだ。サバゲーに浮気しても、きっと帰る場所は直線の道なんだ(笑)

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2014.9 JDDA FINAL ~思い出話 6 ~

2014年09月19日 16時48分01秒 | DRAGレース
2014.9   JDDA FINAL   ~思い出話 6   ~
まだ続くのかよ!!えぇ、続くんです。


画像は、仙台帰ってからやたらブーブーで遊ぶようになったツグさんの仕業です。パドックなんですかねぇ(笑)


というわけで、。


【カメラマン金子さん】


わたくし、いくらドラッグレースがんがんやってても、ただの運転手でしたから、雑誌の取材なんていっても、気の利いたことも言えぬし、顔も不出来ですから、良いお顔も出来ませんでそんなときは、とても困ったんですけども。


そんな中で、金子さんはいつもニコニコしてらして、話をしても優しいし、取材でも身構えずにリラックスして撮影してもらえたもんです。当時は、ap(オートパーツ)の専属カメラマンさんでした。


今回、日曜にお見かけして、ビックリ!何年ぶりだか覚えていないくらい久しぶりで、おそらく10年以上経っていると思うけども、


さすがに覚えてないよなぁ~!!カメラ持って忙しそうだし、どうしようかな~!!つって悩んでたんだけども、このチャンスを逃したら、もう2度とお会い出来ぬ可能性大…。思いきって声をかけてみました。


「あーー!!わかる、わかる!覚えてるよ~!!あーー、でも、ごめん!!何ちゃんだっけ?」「ゆみちゃんです(笑)」「あーー!!そうだそうだ!!ゆみちゃん!!」


そこからはもう、昔話に花が咲いて、途中から父ちゃんも加わって、楽しくお話しました。そして、ハイランドが最後なんて悲しいよね、って話も。ウルウルしながらね。名残惜しいよね、またどこかで走れるよね、その時はまた、写真を撮って下さいね、なんてね。よく考えたら図々しいな、わたくし(笑)


つってたら、こてっちゃんが通りかかり~、


金子さん、ささっとカメラをかまえて「写真撮ろう!!貴重なスリーショットだよ~!」って、ツグを抱っこした私&こてっちゃんを撮ってくださいました。


泣くよ!!わたくし(笑)


このお写真、いただいたらば、ぜひ掲載いたします。


本当に、また会いたいな。金子さん!今度はレーシングスーツ着てるから、ツグを抱っこした姿を撮ってね!

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2014.9 JDDA FINAL ~思い出話 5 ~

2014年09月12日 17時44分00秒 | DRAGレース
【大田さん】


RRCから同じ大会で走っていたのですが、やはり私など足元にも及ばぬベテランドライバーでございます。


やはり4年前のJDDAでお見かけしたのですが、「約10年ぶりだし、私のことなど覚えてないよなぁ。」つって、ご挨拶もせず。


しかし、どうにも気になって、年賀状を差し上げ、お詫びしたのですけども。


今回は、日曜の朝いちでお会い出来たので、ご挨拶。ツグの紹介も出来たのでひと安心でした。


「本当に、ここなくなっちゃうんですかねぇ」「残念ですよねぇ」なんて話をしたんだけども、私よりも、もっともっと寂しそうでした。なんか、その表情を見ているだけで、泣きそうになるというか。


お客さんの車のことで忙しそうだったので話したのはその時だけでしたが、あとで食堂で行き合いまして、父ちゃんも紹介することができました。


父ちゃんてば、大田さんがZでRRCで走っているときファンだったのに、おそれ多くて話しかけられなかったよ。私もイジワルだね、そのように紹介してあげればいいのに。はは。


次回、お会いしたときは、ちゃんと紹介しますからね(^_^;)


また必ず、チャンス来るから!

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2014.9 JDDA FINAL ~思い出話 4 ~

2014年09月12日 17時20分54秒 | DRAGレース
【林さん】


ていうか、とっくりさんの方が馴染みがあるけども。RRC富士のプロGTRクラスに、ゼッケン884の32で彗星のごとく登場した日が忘れられません。


私などがこのようなことを言うのは失礼極まりないのを承知で申し上げますが、私の中で、とっくりさんが日本一うまいドラッグレースドライバーなのでございます。


これまた忘れられないんだけど、すごーく昔、ハイランドで雨上がりの路面のグリップが悪くて悩んでいたら、とっくりさんに「グリップの悪いとこを外して走ればいいんだよ」と言われて、目からウロコが落ちたんだよね。


そして、タイヤ一個ぶんずれて走ったところ何も問題がなく、「ははぁ、やはりすごいものだなぁ」と思い、それからは特に、とっくりさんの走りを見て勉強したものです。


何を乗っても速く、毎度目からウロコがボロボロでした。あのようなドライバーになりたいなぁ~と、今でも思っております。


と、そんなとっくりさんと、4年前のJDDAでお目にかかったのですが~、約10年ぶりの私は「もう私なんて覚えてないよなぁ。忙しいだろうし、ご挨拶しても迷惑かなぁ」つって、本当にご挨拶もしなかったんですよ。


そしたらバチが当たったんだか、帰ろうとしたらローダーが壊れやがりまして、JDDA藤本さんにそのむね伝えに行ったとき、「女性で結構やるなぁと話したら、林さんが、あれ、ゆみちゃんですよって言ってね。あぁそうなんだ~って」なんて聞いて。


ちゃんと覚えてらしたことが判明しまして(^_^;)後に富士でお会いしたときあやまりましたけども。


なんてこともあり、今回は土曜日の朝いちでご挨拶。


日曜もパドックで会う度に、忙しいのに話しかけてくれたりして。「こんな可愛い子が産まれて、本当に良かったね~!お店にも遊びに来てね」なんて言ってくれて。


嬉しかったっす。今回は目から水分出たっす。


残念ながら、今回はとっくりさんの走りを見られなかったけど、また必ず同じ大会に出て、勉強させていただきたいと思います。よろしくっす!!

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