2014.9 JDDA FINAL ～思い出話 2 ～

【花塚さん】


富士RRCから同じ大会に出ているけども、私など足元にも及ばぬベテランドライバーであり、アートテック花塚の社長ですし、本来は馴れ馴れしくお話してもいいのか？という方である。


でも、いつも、会えば気さくに「ゆみちゃん!!」て言ってくださる。


だから今回は、優しい花塚さんに甘えてステッカーを貼っていただこうと、朝いちでご挨拶に行ったらば…


なんとデビステ1を貼った、なすパープルの３３が！これはフジイダイナミクス号ではないか!!


フジイさんは数年前に他界されたのだけども、いつもニコニコした素敵な方でね。確か、デビステ1も、喜んで貼ってくださったのだ。


あとで聞いたんだけど、花塚さんはハイランド最後の今年、絶対この車にシリーズチャンピオンを獲らせてあげたいと、そう思っていたそうです。


新しいデビステも貼っていただき、私は特別この車を応援！たぶん、なんか出てたんじゃないかっつうくらい熱く応援しました(笑)


そして、さすが花塚さん！素晴らしい走りで、優勝したのでありました。


もはや涙ぶしゃぶしゃしながら、ツグを抱っこしてパドックまで小走り、戻ってきた花塚さんに「おめでとうございます!!!!」と声をかけたら、「ステッカーのおかげで勝ったよ～」なんて言ってくださって、もう、涙はドブシャーでした。


それから、きっとフジイさんも喜んでいるねとか、また一緒に走れる時がくるよねとか、いろいろ長々と話をしました。


私も、自分が走って優勝したみたいな気分の高揚ぶりで、ツグの重さも感じないくらいで、どうにもその場から離れられず。


と、そしたらね。さらにすごい話を聞いてしもた(笑)



昨年の1月19日。花塚さんちの新年会で、こてっちゃんも一緒に宴会していたんだって。その最中、こてっちゃんに「ゆみちゃん、子供産まれた」の一報が届き、その場にいた数十人の皆さんが拍手してくださったのだそうです。うーん。確かに宴たけなわな時間帯だったよなぁ～。


花塚さん、「だから、おじちゃんは初めましてじゃないんだよ～」って、ツグにニコッと笑ってくれました。


そんで母ちゃんは、また涙ドブッシャーでした。だって、そんなの、こてっちゃんから聞いてなかったもん。


縁があるって、こういうことなのかもしれん。だから、きっとまた、ドライバー仲間として会えると思う。


だからやめないです。私は。


今回は、本当におめでとうございました!!また話をしてくださいね!!