京極夏彦先生の「姑獲鳥の夏」

心霊現象等否定派のわたくし。

この小説は表紙に妖怪の絵が描いてあるし、たしか映画にもなっていて恐ろしい感じの
CMを見たことがあるけど～、
横溝正史ファンだし、まぁ、なんとかなるだろつって、
怖いもの見たさで読んでみた。

したところ、まさに目からウロコがぼんっ!!
思ってたんと違う。

憑き物落としの京極堂が言う
「世の中には不思議なことなど何一つないのだよ」
このセリフが全てを物語る。

そして、今 まで私が疑問に思いつつ否定しておった不思議な事柄のほとんどが消えてなくなった。

なんつうか、便秘が解消したかのごとくものすごくスッキリし、その後の人生が実に爽やかになったのである。

そして、この一冊から京極夏彦先生の大ファンになり、京極堂(百鬼夜行)全シリーズ読破。 時代劇系も私の好みにピタリで、ほとんど読んだ。

最近、新シリーズが刊行されたんだけども～、読む暇もないうえに、無駄遣い息子のため、小遣いがないので～、読めぬ( ノД`)…