衆議院議長 大島理森 様
衆議院議院運営委員長 佐藤勉 様
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
昨日、TPP承認案が衆議院特別委員会で強行採決されました。
月並みな表現ですが
私はこれを国会の権威を貶める暴挙が行われたと考えます。
日本は三権分立を壊してまでTPPに参加するのですか。
そんな協定が、私たちの暮らしを守ってくれますか。
立法府は、もっとしっかりして下さい。
大島議長と佐藤委員長の、国会でのますますのご活躍を祈念いたします。 敬具
平成28年11月5日 クレタ拝
*
*
*
TPP承認に反対する勢力は、国会前に集まるプロテスターだけではありません。
与党議員の中にも反対派はたくさんいます。
TPP推進派が今週中の採決を確実にするためには
内部の反体派を欺かなければならなかった。
大島議長と佐藤氏を蚊帳の外に置かなければならなかった。
だから政府は二人に黙って採決を強行したのです。
国会議事堂というのは
いざ向き合ってみると、かなり巨大です。
灰色のコンクリートの塊が、ゴジラのようにそびえ立っていて
対峙する自分が取るに足らないちっぽけな存在に思えます。
中にいる者の力は圧倒的で、外にいる者は諦めるしかないように思えます。
でもそんな弱気とたたかっているのは私だけじゃありません。
議会の承認を止めるために、まず彼らと手を結ぶべきです。
*
*大島理森(青森3区)
*
*佐藤勉(栃木4区)
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*