「戦国三姉妹物語」(小和田哲男/角川書店)を読む。
いはゆる、浅井三姉妹の物語です。
時系列的に話は進み、長女の茶々(淀殿)は大阪の陣で非業の死をとげ、次女の初(常高院)は出家して天寿を全うし、三女のお江は二代将軍の正室としてやはり天寿を全うする。
けれど、如何に戦国時代とはいへ、時代の波に翻弄され続けながらも、なんと凄まじい生を彼女たちは生き抜いていったのだらうかー。
当たり前のことながら、余人の及ぶところではありません。
そしておそらく、それぞれが違った生き方を志向しながら、やはりどこかで浅井の血を、織田の血を残したいと必死で生きもがき抜いたその見事さと勁さに感動せざるを得ません。
昨今、奥さんに復縁を断られてあげく自暴自棄になり20人以上の市井の人を道連れに放火自殺した人や、生き方がわからないと電車内で火をつけ市井の人を狙った人や、東大に入れないかもしれないとやけくそで市井の人を傷つけた学生やら、自らの弱さをさらけ出す人々が多いです。
もちろん小生なども、弱さの塊りのやうな人間ですし、弱さをさらけ出すことの大事さもわかりますが、
黙々と一日一日を生き抜くことの大事さをあらためて知った次第です。
いはゆる、浅井三姉妹の物語です。
時系列的に話は進み、長女の茶々(淀殿)は大阪の陣で非業の死をとげ、次女の初(常高院)は出家して天寿を全うし、三女のお江は二代将軍の正室としてやはり天寿を全うする。
けれど、如何に戦国時代とはいへ、時代の波に翻弄され続けながらも、なんと凄まじい生を彼女たちは生き抜いていったのだらうかー。
当たり前のことながら、余人の及ぶところではありません。
そしておそらく、それぞれが違った生き方を志向しながら、やはりどこかで浅井の血を、織田の血を残したいと必死で生きもがき抜いたその見事さと勁さに感動せざるを得ません。
昨今、奥さんに復縁を断られてあげく自暴自棄になり20人以上の市井の人を道連れに放火自殺した人や、生き方がわからないと電車内で火をつけ市井の人を狙った人や、東大に入れないかもしれないとやけくそで市井の人を傷つけた学生やら、自らの弱さをさらけ出す人々が多いです。
もちろん小生なども、弱さの塊りのやうな人間ですし、弱さをさらけ出すことの大事さもわかりますが、
黙々と一日一日を生き抜くことの大事さをあらためて知った次第です。
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