空はちょっと雲がかかっていて青空というわけではなかったのですが、それでもこの時期としては十分すぎるくらいの暖かい日差しのある天気です。
午前中の早い時間から出かけようと思っていたのですが、なぜだか『汚れた英雄』のビデオを久しぶりに見始めてしまって、なかなか出かけられませんでした。乗る前にこういうビデオを見るのは、安全上あまり好ましくはないよなー(笑)と思いつつ、ビデオを途中で止めて出発しました。
森林展示館までのいつもの道では、平日なのに珍しく数台のバイクとすれちがいました。
←ここのもみじはもっと赤くなるはずだったのになぁと思いつつ、いつもの場所での写真です。
缶コーヒーを飲んでいると、「ヤマガラ」という鳥がしきりにえさ台に来ていました。それを一生懸命説明しているおじさんがいて、その話をしばらく聞くとはなしに聞いてました。ちゃんと順番を守っている様子を、幼稚園の子供などに見せたい等々と話していましたね。ホントに順番にえさ台に来るのです。それでその後ろに木々に順番を待つヤマガラがいるのが面白かったですね。
この時期、長く休憩しているとせっかく暖まったタイヤが冷えちゃうので、早めに戻るようにしています。泉の交差点まで降りて右折しましたが、いつものように「下」は暖かくてこのまま帰るのは惜しい。(苦笑) 県道30号線を南下して、下太田の丁字路で右折して県民の森へ向かいました。今日もなんかエンジン音は好調をアピールしてきます。なんか鼓動に切れがあるというのでしょうか。ここ最近、寒い時期のアイドリングは小気味良いんですよね。空気の冷えとαアークの相乗効果かなぁなんて思っちゃいます。
寺山ダムを経由して再び県民の森に戻ります。それからいつもの帰路をたどっていきました。ここの走りは調子良かったなぁ。すでに一往復しているので、道路状況(多少、ウェットのところがありましたし、枯れ葉がたまっているところもありました)がわかっているということもあって、安心して走り込めたかな~と思いました。私と同じように何往復かしているバイクもいて、平日なのに「人(ライダー)がいる」嬉しさをちょっとだけ感じました。
ここのもみじ、最初に上ってきたときに「いい感じだな」と思っていて、帰り際に撮影したものです。去年もやっぱりここで撮影してましたね。去年の方が写し方のせいなのか天候のせいなのか、こころなしよかったように感じます。ここのもみじの「紅(あか)」は好きですね~。
帰り道途中、下りの左コーナーのキツいところで、イン側の壁から大きめの枯れ葉の固まりがコーナー手前に降りてきました。「?」と思ったら、なんとリス。あわててブレーキレバーに本能的にチカラがいきそうになった(ちょっといっちゃった)けど、こんなコーナーリング中にフロントブレーキかけてもどうしようもないよぉ~と思ったら、すぐにリスは山の方へ引き返してくれた。幸運だっただけだな。もし、もう少し道路に出てきて、私の通過ライン上にせまってきたら、果たしてかわすことができただろうかと思うと、あらためて気を引き締めなければと感じました。
今までの動物との「ニアミス」は、シカ、スズメ、ネコ、そして今回のリス。季節によって注意することが変わるけど、動物シリーズは常に注意しなくてはと思いました。今回の幸運を次回のライディングに生かして、とっさの対応を常に意識するようにして走ろう。