昨日来の雨と、午前中の通院等の用事のために、今日は午後からの走りとなった。
予想通り、路面はドライになっていて気持ちよく走ることができる状態だったのが嬉しい。
いつもの県民の森を目指すと、下ってくるKATANAライダーが「ペコリ」と頭を下げる。「あぁ、午前中走っていたんだなぁ~、いつものメンバーだな」と、後続のブルーのモタードタイプライダーとの組み合わせでそれを知る。一人で走ることが多い私にとって、知っているライダーとすれちがった時のなにげない挨拶というのは、けっこう嬉しいものだ。
いつものコースで県民の森を目指して上がっていく。小滝鉱泉の入り口あたりからだろうか、夏の新緑のそれも雨上がりの匂いがする。続いて来るのは、ハワイの匂いだ。これはわかりにくいのだが、以前、ハワイに行ったときの空気の匂いが夏の山の中の日差しを浴びた匂いにそっくりだったのだ。おそらく葛の葉の匂いじゃないかと考えたこともあったのだがどうもそういう匂いじゃないようだ。
とにもかくにも、この匂いは夏の代名詞の匂いだ。きんもくせいが秋をフラッシュバックさせるように、雨上がりのアスファルトの匂いと、この新緑の雨上がりの匂いは、私に夏というものを、強力にイメージさせるものである。
森林展示館でいつもの缶コーヒーをしみじみと味わいながら飲む。
途中で青いバイクのライダー登場。(メーカー名見なかった・・・。)
週末たまに来るのだそうだ。
続いていつものメンバーの一部の方々登場。「久しぶりです~」と挨拶をかわす。彼らはめちゃめちゃ早い。
そうそう途中で観光バス数台が下ってくるのにすれちがった。いやぁ、ここ(県民の森)でバスに出くわすのはかなり久しぶり。今までと走る時間帯がかわったせいもあるのかな。(以前は早朝が多かったからなぁ)
走りはけっこう調子良かった。下半身グリップを心がけて、後輪のトラクションを感じつつ、路面を斜めにはぎ取るようなコーナーリングで走り抜ける、な~んて言うと、ずいぶん聞こえが良過ぎちゃうなぁ。(苦笑)なんか特に気負うこともなく、いい感じで走り込むことができたという、今日のコンディションだった。
その後、いったん泉の交差点のガソリンスタンドで給油して、なんとな~く、また同じ道を通って、同じ場所まで行った。結局二往復してしまった。
そういえば途中の地元ライダーのたまり場に、なんと女性(一人)がいた。おね~さんなのかおばさんなのか、ちらりとしか見なかったから不明なのだが、地元ライダーの方々としゃべっていたのを最初見たので、「誰かのつれそいみたいなのかなぁ」と思って通りすぎていたのだが、最後の下りで、この女性一人だけが、そのたまり場にたたずんでいたのだった。こんなのは初めて。ちょっと不思議な光景だったな。脇に止まっていた真っ赤なビッグスクーターが彼女のバイクなんだろう。
いつもの帰路に着くが、なんか帰宅したくなくて、自宅近くをグルグルと走ってから家に着いた。ま、暑くて走り続けたかったということもあるのだが・・・。 今日は、中はTシャツで上下革だったのだが、もう暑くてダメだ。季節は夏の装いを求めている。国道4号線で信号待ちをしていると、暑さでボーッとしてきちゃう。そんな季節がすぐそこなんだなぁ~と思った。
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