午後2時過ぎの県民の森は、すでにけっこう日が傾いていて、走るのにはちょっと逆光みたいなコーナーが少なくない。ちょっと飛ばすと光と影のコントラストで路面状態がよく見えないところもあります。泉の交差点あたりまでなら、こういう好天の冬の日の走りは素敵なライディング気分と思えるのですが、ワインディングに入り始めるとちょっと日差しがつらいです。
実は、今日は革ツナギデビューだったのです。(;^_^A
ちなみに、購入した革ツナギについてですが、当初は、国内メーカーのハイエンドモデルの1ピースをイージーオーダーで、と考えていました。しかし、結果として購入したものは海外メーカーの2ピースとなりました。
購入の決めては、価格と簡便さ(着づらくて着ないんじゃ買った意味ないですからネ)でしょうか。当初の「一発必中一生モノ!」という考えから、「革ツナギ初心者のエントリーモデル」と考えを変えて、価格を抑えたもので真夏でもちゃんと着るだろうと思える2ピースを選んだのです。正直なところ、試着で汗だくになっちゃいまして、「これじゃぁ、真夏なんか絶対着ないわな(苦笑)」と思っちゃいました。着慣れればきっとそういうこともなくなるのだろうけど、どうも1ピースの着づらさは、よほど「着るぞ!」と強く思い続けるようなライダーでないと、着て出かけないだろうと思ったのです。
着た感想ですが、「き、きつい・・・!」
買う時に、ちゃんと試着してさらに店内にあったドカにまたがらせてもらい、ライディングポジションでフィッティングも確認して、「ちょっとキツいぐらいでちょうどいいってよく言われているしなぁ」と、そのときは思ってたのですが、昨晩、自宅で着てみると、こんなきつくてライディングできるんかい?と思うほど。(T^T)
んで、実際走ってみたところ、案の定きつい。
いつものコーナーを、ゆっくりと走りながら着心地を試しつつ、、、というより「早く馴染んでちょうだいよ~ん(^_^)」と切望しつつ進んでいく。
そのうち、路肩からトラックが出てきたようなわだち跡のドロがあがったコーナーにさしかかる。路面も見えているので大丈夫かな?と思いつつ、倒しながらちょっとスロットルを、と思ったら、「ズリッ!」
「ヒェー!アスファルト見える程しかドロがついてないのに、すべるんかい!!」と思った直後には、すでにフロントもアウト側にズリッとしていた。そう、リアとフロントが微妙なタイムラグで滑るんで、オートバイがまるで「ブルッ!」と震えるようなあの嫌~な感触。
「あ~、さっそく革ツナギのプロテクションテスト?」と思ったら、グリップ復活!
しかし、次に来るのは、アウト側にもっていかれそうになる自分のカラダがヤバいというのと、アウトにはらんでるんで「このままで曲がれるんかい?」という不安。
見ちゃいけない白いガードレールに、目が釘付けになるぅ~~と思った(というかすでにカラダ固まってた)ら、幸い速度がそんなじゃなかったので、グリップ復活後の残ったコーナーの幅でなんとか抜け出られた。
初日から『テスト』にならずにホッとしました。(^_^; 無事に森林展示館に到着したことに、本当に安堵感を感じました。
すっかり枯れちゃいました。いつものもみじ。
日差しが嬉し(^_^) 缶コーヒーもうまいです。
すると、通り掛かった方が、「ブログ書いてる方ですか?りのすさんですか?」
いや~、ブログで話しかけられるのは、これで二度目です。
ブログの『匿名性』を考えると、「バレちゃった」わけですから、あらあらという気持ちのはずなんですが、それよりも「あぁ、見ていくれてる人いるんだぁ~!」という嬉しさの方が大きいですね。(苦笑)
話しかけて下さった方は、ドカとスズキを持っている方で、スズキの方の車種は、私も気になっていたタイプのものだったのでこれまたなんだか嬉しかったですね。
いろんな話をしていただきまして、ホントありがとうございました。m(_._)m
帰り道も、革ツナギの着心地を確かめながら、ライディングもよたよたという感じで走り始めました。昨晩、あんまり固いんで、ちとオイルなどを塗ったために、上りではニーグリップが滑っちゃってヤレヤレだったのですが、帰りは不思議といい感じのホールド感が出てきました。
泉の交差点を過ぎるあたりでは、革ツナギの苦しいのもちょっと忘れ始めてきて、「おぉ~、ちっとは馴染むんだな」と今後のフィット感の向上に期待しちゃいます。
すると、右ウィンカーが妙に早いカチカチカチ、、、、。あれ?リアが点いてない。(T^T)
明日、お店にいかなきゃ。
ま、ツナギ慣らしがてらということでのんびり行くかなぁと思ってます。
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