そんなに多くの写真を撮っていなかったので、F2仕様の記事は終わりです。
製作は、3か月半かかりましたが、ブログにUPしてみると、1週間ほどでした。
次は、オフィシャル版の、1/35の「D型」、及び「H型」をUPします、、、が
これもまた「駆け足」になりそう・・
自作デカールです(ドライヤーで乾かし中)
履帯を巻き・・
砲塔に「あんこうマーク」
ちなみに、500㎖のペットボトルとの大きさ比較です。
本体インテリアは、ざっとこんな感じです。
ガルパン設定資料から、大体の構造は把握しながら進めました。
後方のエンジンからクランクで前輪を動かすのは、自動車が普及した現在、非効率な様ですが
これには技術面はもちろんの事、それ以外にも音の理由があったりと、そりゃWWIIの時代ですからねぇ〜
又、榴弾やら徹甲弾などの数も少なく、これでは戦地で大変な苦労だったと思います。
なるほど、支援車両も沢山必要だった事もうなづけます。
劇中では、殆ど触れられていませんが、弾の残り数は、全員内心ヒヤヒヤであったろうな・・と。
さて、キットにはある、機銃の弾薬箱も劇中では見当たりません。
華さんは使用していましたが、砲弾を含め、弾数は、ここ一発の時しか使用できませんね。
重量級の戦車を所有しているチームが強い事は容易に想像できますが、多くの弾搭載が可能かどうか?
これも勝敗を決める大きな要因ですね。
砲塔の内部です。
砲塔の回転や砲身移動などの仕組みが分かりますし、歯車の可動まで再現出来るので、慎重に組みました。
誤って、その箇所を接着、固定してしまうと、後から、砲身が動かなくなります。
足回り「チマチマ作戦」続行中です。
同じパーツを何個も何個も・・・戦車ってなぜにこうも同じパーツの山なんでしょ・・・
飽きてきます、、、、
そこで、エンジンやら点検ハッチやら、、、と他箇所のパーツも並行作業です。
砲弾の類を・・・これも同じ作業の繰り返し・・しかも、エッチングパーツが瞬間接着剤でも外れます(泣)
で、エポキシパテでやると、どうしてもハミ出しもあったり・・苦戦!
サンダースに追い詰められた感じです・・・
なかなか綺麗に出来ませんが、ほとんど見えないところです。気にせず進めます!(笑)・・オイオイ
パーツが多くなかなか一気に進まないのでチマチマと作り続けます。
名付けて「チマチマ作戦」です。
増加装甲は、かなり改造を要しましたが、なんとか劇中同様になりました。ベースとなるものがあるかないかは大きな違いです。
只、合いが悪いところが結構あって苦労の連続。
小さな部品はそこそこ大丈夫なんですが、大きなパーツ同士が合わないです。
例えば、、、
ブレーキドラム類もその一つです。
最初、こちらの位置合わせが悪いとばかり思ってたのですが、よく見ると嵌め込み穴の方が小さく入りません。
こういう事が少なからずあります。
リューターでヤスリがけしないとパーツ同士が嵌らない。位置合わせもしながらですので、時間かかりました。
ただ、同じプラスチックでも種類があるのでしょうか?これは、サクサクと削りやすい材質の様です。
で、ようやくはめてから気がついたのですが、細かい所まで再現されてますが
この後、カバーしてしまうので、せっかくのモールドが、全く見えなくなります。
足回りといえば、履帯(キャタピラですな)ですが、左右其々102枚づつ繋いでいきます。
こればっかりやってると飽きて嫌になるので、寝る前に、毎日10枚づつ繋ぐ、、、、を実践しようと心に決めて作業(笑)
でも、予想以上に早く進み、10日余りで繋がりました。
砲塔左右の窓はガルパン仕様にはありません。
なので、塞ぎました。
灯とりが無ければ相当暗いはずですが、実際安全性を優先させて塞いだ事もあるみたいで・・
F2仕様は雪上で登場しましたが、夜の闘いでした。
でも、劇中の車内はそこそこ明るい感じでした。
どこから灯をとっていたのか?
「暗さに紛れる様、発泡は控える」台詞がありましたし・・・謎です(笑)
砲身、空弾受け、機銃類を進めます。
そして、ここも謎ですが砲塔後方のピストルポート。
そのカバーが劇中では左右対象です。
ここがまた、実車とは違います。
これ、、、わざとでしょうね、もう、、(笑)
ミリタリー監修担当の方は
IV号戦車Gをそのまんま組んだら、劇中通りにならないぜっ!て笑ってそうです。
そしてフェンダー前の泥除けカバーのピン!
全く向きが違うし!
細いプラ棒を曲げて貼り付ける方が良いみたいですが、
私は太さの合うクリップを曲げて付けました。
真鍮線などでする方もおられますが、高価なモノはなるべく避けます(笑)
ガルパン仕様の戦車は大半が実車とは、色々違うというのは有名。
最初は作画上の理由かと思ってましたが、
Blu-rayの映像コメントではミリタリー担当のスタッフが拘りすぎて
「少しづつ、あちこち違うんですよ。なかなか分からないけど」
という趣旨の発言があったと思います。
マニアックに楽しんでいるスタッフが多いので作品の質が高いのですね。
納得ですが、それは、ソックリにプラモ作ってみろよ、とも聞こえます(笑)
プラモを素組みするなら簡単ですが、劇中に合わせて変更するとなると
戦車の知識が多少必要となります。
私はミリタリーマニアではないのですが、多少の構造は理解しないと
こういうフルインテリアのプラモは組み立て説明書通りに組むと塗装が難儀になる事多いです。
それを回避しようと、製作中、うっかりパーツを先に取り付けてしまったり・・・と
いうミスが意外と後戻り出来ずに困ったりします。
これはプロの方も雑誌に書かれていたりするので、アマチュアの私なんぞ気をつけねばなりません。
さてさて、実車と劇中の違いはひとつは起動輪を含む足回りと聞いていました。
起動輪をどうやって劇中に近づけるか、は大問題ですが、なんと!
このキットには起動輪が2種類付いています!
つまり、G型とF2型、どちらかをチョイス出来る様になっており助かりました。
実際、起動輪の改造なんて悪夢ですし。
他にも、増加装甲やらブレーキハブ、ハッチ類が2種類付いており、ガルパン仕様にするのに最適(笑)です。
戦車プラモですから山の様な未使用パーツが残るのは常ですが、
このキットもH型やJ型との共通ランナーがある為、こうなったのでしょう。
なんにせよラッキー。
又、ガルパンF2の左側には、予備転輪ボックスはあるのですが、このキットには無いので作る必要があります。
只、転輪は余分に入っているので楽が出来ますが(笑)、最初、余分に入っているのを知らず
上の写真にもあるように、シリコンで型取りまでしてから気が付きました・・
予備転輪ボックスはプラ板で位置合わせしてから正確に採寸していきます。
写真は位置合わせの為に撮ったモノです。問題無さそうです。
アイドラー・ホイールのスポークは7本を6本に改造する必要があります。
これはネットでの先人の知恵をお借りしました。