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11日が満月であった。
すこしかけ始めている。
空気が澄み青白い光が周辺を照らす。
昔、街灯がなかったころは明るくてよかった。
影とふたり。
小さい頃は計り売りがあり、
塩、醤油、酒、味噌などをはかりで売っていた。
徳利さげて買いに行く。
お袋の夜なべの手伝い。
四宮商店へ近いが寒い。
「おばちゃんかうん」と言う、
奥からおっちゃんが「おばちゃんうったらん」という
面白いおっちゃんでした。
親父は酒粕が好きでよく買いに行かされた。
砂糖をつけて食べていた。
冬の月光はそんな思い出がある。
この町の最近は夜、八時になると人影が無い。
お月さんだけが知っている。
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今日も玄米を炊いた。
食べると便通がいい。
歯のあるときはよく噛めるが、
奥歯がないわたしには酷であるが、
一晩つけて炊けば硬くない、Good
すぐ飽きて白米になるのは目に見えている。
白菜の漬けのものと納豆でかきこむ。