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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

今私が十代の受験生なら、ここに入りたい

2018年10月01日 | 漫画・アニメ、そして特撮

三重大学に「忍者・忍術学講座」があるそうな。

これ、羨ましくて仕方ない。

私が今大学進学を目指す若者なら、三重大学は第1志望になるかもしれない。

私が十代の頃には、そんな講座はなかった。

いやなに、大学は、歳をとって入学してもいいのだろうが、できれば若いうちに、それらを学びたかった。大学という場で正式に授業として。

そうすれば、それを何らかの形で活かせる仕事についていたかもしれない。

 

私は子供の頃から忍者が好きだったし、興味を持っていた。

というか、今も興味を持っている。

 

私が忍者に興味を持ったきっかけは、やはりコミックやアニメやドラマがきっかけだった。

古くは「風のフジ丸」「サスケ」というアニメ、「カムイ伝」「伊賀の影丸」「忍者武芸貼」などのコミック、「仮面の忍者赤影」などの特撮ドラマ。

これらは私に忍者に興味を起こさせるに十分だった。

 

それらの作品の中の忍者は、さながらスーパーマンであり、超人であった。

とても人間技ではなかった。へたしたら、手品に思えたことも。

あるいは、サイボーグや超能力者やロボットや宇宙人でもないとできないようなことをやってのけていた。

少なくても、009のような加速装置は絶対にないと無理(笑)。

だいいち、分身の術なんて、加速装置でもないと無理。

いくら忍者が体力の限界まで体を鍛えたとしても、そこまでできるんかいな・・・という素朴な疑問も持ってはいた。

 

だが、忍者がいたというのは事実でもある。

ならば・・・実際の忍者は、一体どこまできたんだ?どういうことができたんだ?

 

それが私が忍者をちゃんと調べたいと思うようになったいきさつであり、きっかけでもあった。

 

・・その思いは私の中でどんどん大きくなっていった。

しまいにはそれを追求して知りたいと思うようになった。

その関心はやむことなく、絶えることなく続き、今の私に繋がっている。

伊賀や甲賀にも実際に忍者目当てで旅行したし、そういう場所に行くと忍者はすごく身近に感じられた。

現地では、外国人向けの忍者装束のお土産を自分用に買ったこともあった。

神奈川にも風魔の里があればいいのに・・・とも思った。

忍者関係の文献を読むことも多かった。

古本屋めぐりをして忍者本を探したこともあった。

大学の卒業論文に忍者関係のことを書こうと思ったが、自分の学部とはかけはなれているテーマなので、それは断念したが・・。

浅草などでは、外国人向けのお土産の手裏剣を買った。がっしりとした本格的なものだった。

歴史検証系の番組で忍者を取りあげることがあると、毎回楽しみで仕方なかった。

 

そういう意味じゃ、忍者は私にとって生涯の関心事なのかもしれない。

 

そんな私にとっては三重大学の「忍者学講座」は素晴らしく魅力的に思える。

 

近年、三重大学にそういう専攻コース(?)ができた時、正直羨ましかった。

今の学生がうらやましかった。

 

ところで・・大学でそういう専門的な知識を身に付けたら、どんな職場への道が開けるのだろう。

個人単位でなら、作家や歴史学者などの道がありそうだが、どこかの会社・職場に就職するとなると、どういう会社や職場だろう。

 

これが、本物の忍者となると、忍者には様々な知識が要求されたし、忍術には色んな種類や方法がある。忍術を使いこなすにも、気象、花、毒物、薬学、食料、火薬、言語学を含む変装、演技力、心理学、生き物の飼育や知識、ほか、色々な知識やスキルが必要になるし、もちろん、精神力や体力も相当なものになる。格闘術、跳躍力、忍耐力、その他。

そういう意味じゃ、本物の様々な分野で応用がききそうではある。

とはいえ、忍者とて人間。得手、不得手は人それぞれあったはず。

そべての能力が万全というわけではなかったと思う。

でも、多方面にわたる「ある程度の知識」は持っていたのではないかと思う。

となると、本物の忍者は、色んな職業をこなせただろうとは思う。

 

 

ならば、忍者や忍術を今の世の中で勉強する人は、どんな職業に?

 諜報能力を活かしてスパイ? あるいは格闘術を活かしてボディガード?

いやいや、他にも可能性はある。薬学や火薬の知識もあるし、演技力を活かして役者という目もあるし、他にも色々な仕事が務まるのかも。

となると、、かなりつぶしがきき、多方面で重宝される優秀な人材になるのではないか。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (鮎川愛)
2018-10-02 17:35:30



忍術・忍者学は、三重大学の看板ですね。


その講座は、「理論学習」なのか、「実践修得」なのか、気になります。


実践修得の場合、実際に忍術を使える者が三重大学にいるのでしょうか?


ところで、忍者とは、現代の言葉で謂えば、工作員…?

いえ、工作員の範疇を越える存在?


しかし、「万学を修得した達人」と呼ぶことが理想的ですね。


「忍者」といえば、華やかなイメージがありますが、実態は、あらゆる厳しい修行と学問を積まなければ、到底なることは出来ない存在です。


だんぞうさんの挑戦をお待ちしております(笑)
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Unknown (だんぞう)
2018-10-02 22:04:24
三重県は、なんてったって、忍者の里・伊賀がありますからね。
忍者学を教えるには、ピッタリです。

そう、理論や教養がメインなのか、あるいは実技実践取得なのかは気になります。
どちらにしても、魅力的です。
実技実践取得にしても、知識は必要になるでしょうね、忍法の場合。


忍者の重要な役割は、情報収集だったりしますから、諜報員や、工作員には役立つでしょうね。
ある意味、007なんか、現代の忍者かもしれません。

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