昔、タバコの箱くらいの大きさの箱にお菓子が入り、しかもその箱は「漫画の豆本」になっている商品があった。
お菓子屋で売っていた。
何種類かあったかもしれないが、かすかに思い出せる気がするのは、・・・確か水島新司先生のミニミニ野球漫画だったような気がするが・・・どうもこのへんの記憶は曖昧だ。
わずか数ページ分の漫画が「厚みのある本」を装ったパッケージの箱にくっついており、箱の中にはお菓子が入っていた。
確か、お菓子の量は少なかったし、漫画も数ページ分しかないから、すぐに読み終わってしまう。物足りないものがあった。
でも、パッケージだけ見ると、厚みのある豆本なのだ(笑)。
箱自体の厚さは1センチちょいくらいはあったんじゃないかなあ。
箱の横にページを装った線が印刷されていたので、ちょっと見だと、そこそこ厚みのある豆本に見えた・・ってわけだ。
なんとも中途半端な商品のような気もしたが、その後、同じようなお菓子は見かけなかったので、もしも今この商品のパッケージだけでも残っていたら・・案外「貴重」かもネ(笑)。
このお菓子を買うと、漫画の本を一冊買ったような気分になれたものだった。
当時の私は、漫画の単行本を集め始めた時だった。
一冊でも多くの単行本を入手したかった。
後年、LP集めに熱中した私の収集癖は、すでにこのころには表れていたということだろう。
この豆本に収録された漫画は、その後どうなったんだろう。
まあ、復刻されて収録されるとしたら、「短編傑作集」みたいな本じゃないと、なかなか収録する機会はないだろうね。
このお菓子がなんだったのか、調べてみた。
すると、「まんだらけ」系のページで見つけた!
うわあ、なんて懐かしい・・。
水島新司先生の漫画は「球魂」という作品だったんだね。思ったとおり、野球漫画。うん、これは思いだしてきたぞ、少し。
貝塚ひろし先生の作品もあったようで、貝塚先生の作品は「嵐のリング」という作品だったようだ。これはボクシング漫画っぽいね。
だが、後者のほうは私は読んだ記憶がない・・。
お菓子メーカーは和泉製菓で、商品名は「ウインナチョコ おまけ漫画」という商品だったようだ。
漫画がおまけ・・・ってわけだ。
普通、お菓子の「おまけ」は「おもちゃ」であったことを考えれば、「漫画」がおまけ・・というのは面白いよね。
私の記憶では、パッケージ箱は白い色だった。
ウインナチョコ・・・って、どういうチョコだったかなあ。
粒々系のチョコだったような気もするのだが・・・。
この漫画本菓子が忘れ去られているのは、お菓子メーカーの名前にあまり馴染みがなかったせいかもしれないなあ。
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