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追憶のお菓子「ポポロン」
ポポロンは明治製菓から1976年に販売開始され、惜しくも2015年に販売終了されてしまったお菓子であった。
この記事を書くにあたって少し調べてみたのだが、調べた結果この販売期間を知り、もっと早くからあったお菓子かと思ったが、思ったよりは遅い登場だったんだなあ・・とふと思った。
私がポポロンに出会った時期は幼少時代ではなく、若者と言われ始める頃・・だったろうか。
どういう経緯でこのお菓子を初めて食べたのかはもう覚えていない。
母親が買ってきてくれたのか、あるいは自分で買ったのか・・。
ともかく最初に食べた時は、ちょっとした感動があったと思う。
ミニサイズのシュークリームの中にチョコが入っていて、そんなミニサイズのシュークリームが1パッケージにたくさん詰め込まれていた。
シュークリームは子供時代から大好きだったのだが、シュークリームは少年だんぞうにとっては、ちょっと贅沢品だった。
食べたいからといって、いつでもすぐに食べられた覚えはなかった。しかもシュークリームはけっこう大きかったので、食べる時は「よし、シュークリームを食べるぞ」とかまえて食べたような気がする。
しょっちゅう食べられるお菓子じゃなかったから、なおさら。
そんな贅沢品のお菓子に思えたシュークリームが、食べやすいミニサイズで、しかも1パッケージの中にたくさん入っている・・・というだけで、「こんなシュークリームが欲しかったんだよ」なんて思った覚えがある。
ただし、後で知ったことだが、値段はけっこう高めだったようだ。
でも、シュークリームがたくさん入っている・・という感覚はあったので、少なくてもシュークリームを多数買うよりは安いとも思った。
私があまりにポポロンを気にいったものだから、母はそんな私を見て「だんぞうはポポロンを与えておけばおとなしくなる(?)」と思ったのかどうか定かではないが、よくポポロンを買ってきてくれるようになった。
前述の通り、子供のおやつとしては決して安くないのにも関わらず。
もしかしたら・・・母親もポポロンが気にいっていたのではないか。
きっと、食べていたのではないか。
今ではそんな気もする。
まあ、シュークリーム自体は、子供も大好きだが、大人の間でも人気はあるしね。今も昔も。
ということは、シュークリーム好きの大人にもポポロンはアピールできていたのだろう。
・・・と、さっきからポポロンを表現するのに、やたらシュークリームという言葉を連呼してるが、ポポロンそのものは決してシュークリームそのものだったわけではない。
あくまでも、小さなシュークリーム状の衣(?)に、チョコが少しずつ入っているお菓子だった。
シュークリームの本物には、中にはクリームが入っているものね。
ただ、衣がシュークリームと同質のものだったというのは大きかった。味や感触として。
シュークリーム1個をまるまる食べると、けっこうボリューミー。
特に子供にとっては。
だがポポロンは、1口サイズだった。
なので、その時の気分に合わせて何個も食べたりも出来れば、ちょっと1個だけつまむこともできた。
応用のきくミニシュークリームみたいに思えた。
これも魅力だったと思う。
当時かなり人気があったはずだ。
だが・・・2015年に販売終了していたとは・・。
晩年は売れてなかったのだろうか。
きっとそうなのだろう。コンスタントに売れてたら販売終了になどになるわけがないだろうし。
大人になってポポロンを卒業してしまい、ほとんど食べることがなくなっていった私がポポロンの終了を残念がっても、あまり説得力はないかもしれないね。
でも、かつて大好きだったのは確かなので、やはり寂しいものはある。
ポポロンは、何か他のお菓子に取って代わられていったのだろうか。
もしそうだとしたら、何に取って代わられていったのだろう。
ネットで検索していると、ポポロンがなくなってしまったことを残念がる人はいる。
でも・・今のところ、・・・ポポロンの復活の話は・・・聞かない。
ちなみに・・・ポポロンを小学生あたりが遠足のおやつに持っていったら、なまじたくさん入っているがために、周りの友人たちに「1個ちょうだい」とねだられ、しかも何人も群がってきて、すぐになくなってしまいそうではあるね(笑)。
なまじ小さいのがたくさん入っていたがために、友人たちにとってはねだりやすかったかもしれないから。
そういう意味では小さいのが多数入っているというのは、案外罪つくりでもあるのかもしれない。
とはいえ、それがポポロンがなくなってしまった理由とは思えないけれど。
やはりあのシュークリーム状の衣は、捨てがたい魅力があったとは思うし。
ポポロンより古いお菓子でも現役のものは沢山ありますから、やはり売れ行きが良くなかったんでしょう。
洋菓子屋のシュークリームはおっしゃるように「よし食べるぞ!」で、"晴れの日"なおやつですから、ポポロンの良さはあったと思います。
どうりで姿を見かけなかったわけです。
あしかけ40年ぐらいの寿命のお菓子だったんですね。
最初の頃はかなり人気ありました。
私も好きでした。
ただ、さすがに大人になってしまうと、離れてしまいました。
一頃は酒ばかり飲んでて、甘いものが苦手になってしまってた時期もあったので、完全に離れてしまいました。
そうなんです、ポポロンよりも歴史がながくて、今でも現役のお菓子はありますものね。
やはり・・売れ行きが問題になっていったのでしょうね。
洋菓子屋のシュークリームは1個1個が大きいので、食べる時はかまえてしまいましたが、ポポロンは気軽につまめるミニシュークリーム的な魅力がありました。
そこが良いところでしたね。
シュー生地の中にチョコレートなんて、なかなかおいしそうですね。
似てるお菓子で、ロッテの「パイの実」は、パイ生地の中にチョコが入ってました。
だんぞうさんや、1938gooさんのコメントのように、洋菓子店の
シュークリームを食べる時は、リビングで紅茶でも煎れて
お皿にキチンと置いて、フォークで身構えて(?)食べますが
「ポポロン」だと、本当に気軽に食べられるのがメリットでしょう。
他にも残念ながら、生産終了になったお菓子で
森永の「チョコフレーク」、明治の「カール」、明治の「カルミン」
なんかも、よく買ったものです。
現在、定番商品になったお菓子たちも、人々に末永く支持されて
22世紀の人々に、食べてもらいたいものです。
私、かなりハマってました。
感覚としてはミニシュークリームでした。
パイの実、名前は知ってましたが、食べたことはなかったと思います。
ポポロン同様、美味かったんでしょうね。
シュークリームって、子供のおやつとしては、かなり豪華ですよね。
なので、めったに食べられませんでした。
でもポポロンだと、手軽に食べられるシュークリームという感じが魅力でした。
チョコフレーク、大好きでした。
よく食べてました。
もしかしたら、いつかこのブログでネタにするかもしれません。