前回のネタでもふれたが、この「マグマ大使」のソノシートブックには、二つの付録がついていた。
そのうち一つは、表ジャケットの一部に収まっていた「しおり」で、もう一つは「時間割表」だった。
この「時間割表」は、ブック本体とは別になっており、一応「付録」っぽくはなっていた。
で、この「時間割表」は、よく見ると、ちょっとした「切り抜き・組み立て式」の時間割表になっており、ハサミなどで切り抜いて「立つ」ようになっていたようだ。
とはいえ、切り抜き線があるわけでもなく、ましてや切り離しやすいような切れ込みもあるわけではなく、見た目には「ただの一枚のイラスト」って感じで、ちょっと味気ない感じかなあ。
まあ、ソノシートブックの付録とは、大体そういうものだった。
ちなみに、時間割表のわきには、カレンダーもついていた。
さて・・・では、はじめますか(笑)。
むっ!
見たまえ、あの正義のヒーロー・マグマ大使が何かを持っているぞ。
何だ?何を持ってるのだ?
気になるじゃないか。よく見てみよう。
マグマが持ってるのは・・・な、なんてことだ、時間割表を持ってるのだ!
正義稼業で忙しいであろうに、いたいけな子供たちのために、子供たちの未来のために、子供たちが少しでも学校の授業を楽しめるように、時間割表を・・こともあろうに、でかい&派手&正義でお馴染みのマグマが持ってくれてるのだ。
ありがたいじゃないか。きっとマグマは良い人だ、良いロケットだ。そうに決まってる。
こうなると、この時間割表は、ただの時間割表ではない。
そうだ、まさに「正義の時間割表」なのだ、きっと。
この時間割表に、一週間の授業の時間割を書き込めば、きっと一週間の時間割は自然に頭にインプットされるだろう。
なぜなら、きっと、ふとした拍子に、マグマ見たさにこの時間割表を見ることも多くなるはずだから。
で、何度も見てれば、自然に時間割は覚えてしまうだろう。これもマグマの正義の力かもしれない。
しかも、この時間割、その気になれば壁に貼ることも可能。
だが、壁に何かを貼り付けられない「家庭・住宅事情」の子もいるであろう。
そんな子供たちのために、ああ・・・神よ、アース様よ、この時間割は組み立てて「立てる」ことも可能になっているではないか。
泣かせるじゃないか。そこまでマグマは考えてくれていたのだ。
さすが正義。さすがロケット人間。さすが、モルの旦那にして、ガムの父。心づかいが違う。
正義のヒーローなるものは、こういう心くばりや優しさを持っているからこそ、正義でいられるのだね。
もう、この時間割があれば、一週間の授業スケジュールは・・・・君のものだ!
国語・算数・理科・社会・音楽・学活・・・なんでもこい!
・・・え?
いいかげんにしろ? 大げさすぎる?
・・・・すいません、私、調子に乗ってしまいました(笑)。
お詫びのしるしに、ソノシートブックの絵本のクライマックス部分のページを紹介しておきましょう。
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