先日、漫画家の鳥山明先生の訃報が伝わってきた時、あまりに突然だったので本当にビックリした。
亡くなるには、あまりに早すぎた。享年68才だったらしい。
思えば手塚治虫先生は60才で亡くなり、石ノ森章太郎先生も60才で亡くなった。
横山光輝先生は69才で亡くなった。
60代で亡くなるなんて。
まだまだ活躍できたであろうに。大物漫画家って、体力を削られるのかもしれない。
鳥山明先生と言えば、代表作はご存知「ドクタースランプ」と「ドラゴンボール」。ドラゴンクエストのキャラデザインもまた代表作と言えるだろう。
私は「ドクタースランプ」も「ドラゴンボール」も、最初から最後まで通して読み干したことはなかった。
だが、ドラゴンクエストは違う。
初回作から最新作まで遊んできた。
すぎやまこういちさんの音楽も大好きだったし、鳥山明さんのキャラデザインも大好きだった。
なので、鳥山明先生といえば私にとっては、何と言ってもドラゴンクエスト。
例えば、ロープレではスライムというモンスターはいくつもの作品で出てくるし、ゲームによってそのデザインも違う。
だが、私はスライムといえば、やはり鳥山明さんのスライムなのだ。
スライムは、敵モンスターであることが多いが、フアンの間ではアイドル的に人気がある。ある意味ドラクエを代表するキャラかもしれない。
それは、やはり鳥山明さんのデザインによるスライムの可愛さのイメージが大きいから、これだけ愛されてるのだろう。
ドラクエには、他にも多数のモンスターが出てくるが、それぞれ多くのモンスターにもファンは多い。
ある意味それもまたドラクエの魅力だと思う。そしてそれは鳥山明さんの功績によるものは大きい。
ドラクエは、開発スタッフの努力も大きいが、堀井雄二さんのシナリオ、すぎやまこういちさんの音楽、そして鳥山明さんのキャラの3大要素はとてつもなく大きく、それが三位一体でドラクエを国民的作品にしてきたと思う。
それが・・すぎやまこういちさんが亡くなり、鳥山明さんもなくなってしまって・・・。
今後ドラクエは、どうなっていくのだろう。
ドラクエのナンバリングタイトルの次回作「12」の製作の続報が中々ないのは、やはりすぎやまさんと鳥山さんの不在は大きいのかもしれない。
というか、本当に12は完成されるのだろうか。
仮に完成されるとしたら、鳥山さんとすぎやまさんの不在は、どう補うのだろう。
ともあれ・・
ショックだ。
洗煉され、日本人離れした垢抜けた鳥山さんの画風は、世界各国の人に愛された。
国境を超える魅力を持った画風だった。
またひとり、日本は世界に誇れる人を失ってしまった。
鳥山明さんの描く新しいキャラがもう見れないのは、悲しく寂しい。
喪失感に包まれてしまう。
遅ればせながら、あらためて御冥福をお祈りします・・と同時に、ショックで残念でならない。
今更ながら日本のアニメ、漫画が世界のエンターテイメント媒体になっている凄いことだと認識を新たにしました。
こういった人を文化勲章とか○○褒章とかでもしっかり評価できない日本の国・政府の文化度が低いのは残念ですね。
日本と決して外交関係が現在良好とは思えない国でも、鳥山明さんの訃報は取り上げられてました。
あらためて鳥山さんのすごさを感じました。
確かに鳥山明さんなら、政府から何か表彰されてもおかしくないてす。しかも、鳥山明さんが生きてらっしゃる時に、そうして欲しかったてすね。
それほどの驚きでした。
手塚先生や石森(あえて)先生、藤子F先生、赤塚先生たち昭和巨匠たちの時よりもショックを受けたと言っても過言ではありません。
デヴュー作のワンダーアイランドからドクタースランプはもちろんですが、時折発表されていた短編や中編が本当に魅力に溢れていました。
画集まで買ったのは鳥山先生だけです。
ちょうどアニメの新シリーズ「サンドランド」を観ていただけに、これからも新しい鳥山ワールドが楽しめるなあと思っていた矢先の訃報でした。
心よりの感謝を捧げると共に、御冥福をお祈りします。
鳥山明さんはもっと若いような気がしてましたから、なおさら。
もう少しだけ若いかと思ってました。
今考えると手塚さんも石森さんも亡くなるにはまだまだ早すぎたですよね。
せめて80までは描き続けてほしかったです。
鳥山明さんの絵柄は垢抜けてて、国籍不問の魅力にあふれてました。
だから世界各国で愛されたのでしよう。
まだまだ新作を待ちたかったですよね。
世界に誇れる日本人でした。