「マグマ大使」のソノシートブックの中身を記しておこう。
まずは、スタッフクレジットは・・
原作 手塚治虫
企画 東急エージェンシー
脚本 瀬戸口智昭
音楽 山本直純
特殊造形 大橋史典
映画制作 Pプロダクション
効果 大橋鉄矢
写真 東急エージェンシー
出演 岡田真澄
大平透
江木俊夫
二宮秀樹
金内吉男 ほか
制作協力 オフィス‘57
以上である。
今思うと、なかなかバラエティに富んだ出演者。
特に江木俊夫さんは、この作品出演時はまだ子供だったが、やがて若者に成長するとフォーリーブスというアイドルユニットのメンバーとなって大活躍したっけ。
で、ソノシートブックの内容についても記しておこう。
● 怪獣のスターたち
番組中に出てきた、バドラ、モグネス、ドロックス、ガレオン、人間モドキ・・といった怪獣や怪物が紹介されている。
個人的に、覚えているのはモグネスと人間モドキ。特に人間モドキはインパクトあったっけ。
● マグマ大使・主題歌
● ガムのテーマ
● 怪人ゴアの歌
そういえば、マグマ大使の主題歌は、プロ野球で落合博満さんが現役だった時に、落合さんのテーマとしても使われていたっけ。
当時は、落合さんのテーマがなぜマグマ大使なんだろう・・と思ったものだった。
ガムに関しては、そのネーミングがスポンサーの関係から命名されたものだったそうな。なるほど。番組上の政治的(?)な配慮によるものだったんだね。
ガムのテーマは、明るく軽快な曲だった。番組中でもガムがロケットの姿になって飛んでいる時に、よく流されていたように覚えている。
ゴアの歌に関しては、まったく覚えていない。
● ドラマ絵本
このドラマの音源がソノシートに収録されていたかどうかは、分からない。音源までは復刻されてなかったからなあ。
●見開きピンナップ
ブックの真ん中あたりのページに、サイズを縦にしたピンナップみたいなページがあった。
このページを切り離して壁などに貼っていた子はいたのだろうか。でも、そんなことをしたら、絵本がバラバラになって、台無しになってしまう。
また、ブック内には「マグマの秘密」という項目で、以下の4大能力が紹介されていた。
1、必殺ミサイル
2、強力熱線砲
3、ジェット気流
4、空気レンズ
必殺ミサイルは、マグマの体から発射されるミサイル。なんとなく覚えている・・かな。
強力熱線砲は、マグマの頭部の本の角から発射されるもので、ウルトラマンでいうスペシウム光線みたいな存在だったのかもしれない。
確か・・・オープニングかエンディングで、そういうシーンがなかったっけ?
ジェット気流は、風を起こして相手を吹き飛ばす技。歌詞にも出てくる能力だね。
空気レンズは、体術で空気レンズを作り、そこに太陽の光を集めて相手を焼く・・・そんな技らしいのだが、私はよく覚えていない・・。
また、ソノシートブックには2つの付録がついていた。
一つは、表ジャケットの隅っこがブックサイズよりも大き目になっており、その「大き目」になった部分が、しおりになっていた。しおりとして使うためには、そのしおり部分をハサミで切り取らねばならなかった。
で、もう一つの付録については、次回の日記で紹介。
↑ ソノシートブックの、真ん中あたりの見開きページ。