なんか・・・なんというか・・・日本が大変なことになっている。
「日本沈没」を思い出してしまう。
電車が動いてなかったので、私は結局会社に泊まるしかなかった。
幸か不幸か、土曜も朝早くから仕事なので、そうするしかなかった。
でも、ひっきりなしに起こる余震、ひっきりなしに報道される悲惨な状況が気になって、ましてやベッドがなく椅子だけの環境で、眠れるはずもなく。
気持ちが、悪い意味でハイになっている。
テレビでは、信じられないような光景が次々と流されている。
しかも、その映像は映画でもなければ夢でもない。
すべて現実なのだ。
最初、この地震が来た時、「あ、またか」くらいに思ったが、次の瞬間、大揺れ。
これは通常の一過性の地震なんかではない・・・と思ったのは、その揺れが長く続いたからだ。
かつて、震度5弱は経験したことがあるが、その時はそんな長くはなかった。
今回は違う。
でかい、長い、広い・・・・の3拍子揃っているだけではなく、しつこいという要素も加わっている。
津波で流された町や人々、そして広範囲火災にあわれた人、気の毒でならない。
こんなに広いエリアに渡って。
こんなに何度も。
しかも、あっちこっち出没するがのごとく。
こんなにしつこく何度も広いエリアの人々の人生を狂わせて・・・・いいかげんにしろ!と言いたい。
まるで地底人の国の部隊に、一方的に戦争をしかけられているかのようだ。
しかも、ゲリラで、さらにしかも総攻撃。
この地震は、今後日本の歴史の中で、長く語り継がれていくだろう。
もっと簡潔で分かりやすい地震名にして、覚えやすくしたほうがいいのでは。
「日本大震災」でオーバーなら、「東北大震災」とか。
日本は、たくさんの人がその歴史をつくり、今がある。
先人たちのためにも、未来の人々のためにも、そして、今を生きる私たちのためにも、これに負けてはいけない。
たとえ元気がすぐには出なくても、亡くなった人の愛した国を見捨てては、いけない。
時と共に、少しずつでもいいから、立ち直っていこう。
先人は戦後の焼け野原から、復興させたじゃないか。
それができたんだから、今回もできないわけがない。
外国から攻められたわけではないのだ。
頑張って復興させて、つないでいこう。
被災された方、心からお悔やみ申し上げます。
津波で流される家、船。
津波でかき消された、町の跡。
津波に覆われてゆく、町、畑。
津波で壊される橋、倒される電信柱。
色々なものを飲み込み、淀んだ海水。
エリアのあちこちにある火事。
増える犠牲者の数。
それらの事実を知ったり、テレビで見たりすると、泣けてくる。
皆、頑張ろう、これからも。
泣きながらでもいいから、それをパワーに変えていこう。
日本は、元々地震が多い国。そんな国に我々は生きてきた。
だから、地震なんかに負けない。終わらない。 今回も。