小笠原が世界遺産に登録されそうだという。
嬉しい半面、複雑な気持ちも半面。
小笠原にはまだ私は行ったことがない。
日本各地の「自分の行ってみたいリスト」が私の心の中にあって、その中の何箇所もすでに行っているが、小笠原もそのリストに入っていながら、まだ行くことが実現してない場所だ。
かねてから一度行ってみたい・・とずっと思っていた場所なのだが、船便しかないので、行くとなるとかなりの日程を組まなければならない。
なので、そうそうおいそれと行ける場所ではない。
とてもじゃないが2泊や3泊で行ける場所ではないのだ。
行くんだったら最低でも1週間はみないと。
まあ、でも、だからこそ良いとも思っている。
世界遺産に認定されたら、どうなるだろう。
きっと旅行者は増えるだろうし、行きたいと思う人も増えるはず。
そうなると、空港建設の話がまた活発化するだろう。
これまでにも、空港建設の声はあったのらしいが、立地的な問題(十分な長さの滑走路の確保という問題など)もあり、現実化していない。
住民の間でも、空港建設には賛否両論あるらしい。
アクセスが良くなるのはいいが、その反面、来訪者が一気に増えて、なにがしかの自然破壊もおこるのではないかという危惧もあるかららしい。
その気持ちは、分かる。
だから、行きたくてもなかなか行けない私でも、空港建設に関しては微妙な思いを持っている。
おそらく私は、仕事をしている間には行けないような気がする。
今の仕事では1週間も休みはとれそうもない。
他の社員がたとえ1週間の休みがとれても。
なので、私にとっては、今も、そしてこれからも遠い島。
同じ東京なのに(笑)。
そう、小笠原が東京に属するという事実が、どうも現実感がない。
いつか・・・・ぜひ、行ってみたい。
できれば、世界遺産になる前に・・・行きたかったかなあ。
その点、ちょっと、クヤスイ(笑)。