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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

ロープレで、よく使う呪文、ほとんど使わない呪文

2024年11月10日 | レビュー(テレビ、ゲーム、本、映画、その他)

RPG(以下ロープレと呼ぶ)を遊んでると、それぞれのゲームには様々な呪文が出てくる。


キャラが戦闘を重ねて段々レベルアップして強くなっていくと、成長の過程で、様々な呪文を覚えるというのが、ロープレでは定番のパターン。


「これは早く覚えたい」と思ってた呪文を覚えると嬉しいし、時にはその呪文を覚えたぃがために、ストーリーを進めるのを1時止めて、戦闘を繰り返し、キャラを成長させる場合もある。


回復の呪文、敵をグループ単位で攻撃できる呪文、移動用の呪文、防御系の呪文などは、覚えるとその後の冒険が少しでも楽になる。


だが。その一方で、こんな呪文はまず使わないだろうな…という、微妙な呪文も出てくる。


そんな呪文を覚えた時は、レベルアップの嬉しさがイマイチに感じることもある。


 


例えば、ドラクエを例にしてみる。回復のホイミ系やキアリー系、グループ攻撃のギラ系・ヒャド系・バギ系、全体攻撃のイオ系、単体攻撃のメラ系、移動のルーラ、脱出のリレミト、味方の守備力アップのスクルト、味方の素早さアップのピオリム、敵の防御下げのルカナン、味方の攻撃力アップのバイキルト、このあたりは覚えると実に嬉しいし、覚えた直後から即戦力のキラー呪文。


特にボス戦で使えるか使えないかは、大きい。


ボス戦で使えない呪文など、あまり意味がないようにも思える。


少なくても私にとっては、例えばメダパニとかラリホーとかは、普段まず使うことはない。


メダパニは相手を混乱させる呪文で、ラリホーは敵を眠らせる呪文なのだが、効かないことも多い。特にボスなと。


効かなかったら、そのターンのこちらの行動が無駄になる。


効くか効かないかわからない博打のような呪文を使うくらいなら、味方を強化するか敵を攻撃したほうがマシだと私は思ってしまうからだ。


相手の呪文を封じ込めるマホトーンも、効けばありがたいが、効かないことが多いと、ほとんど使わなくなってしまう。成功率に難ありの呪文は、敵が強くなってくるにしたがって私の中ではスルー呪文になってしまう。  


効かなかった場合でもMPを消費されるのなら、その分は回復呪文のために温存しておきたいと思ってしまう。


案外そんなプレイヤーは多いのではないか。


そうなると、いくら様々な呪文を覚えても、よく使う呪文と、ほとんど使わない呪文に分かれてきがち。


まあ、オートバトルで、作戦を「いろいろやろうぜ」を選択して、AIが普段「埋もれている呪文」を掘り起こすように使ってくれれば、まだ救いようがあるのだが。


 


そういや、ドラクエシリーズに初めてオートバトルが導入された時、マイキャラのクリフトがボスに向かってザラキという呪文を連呼したことがあった。


確かドラクエ4だった気がする。


ザラキというのは、一気に敵の息の根を止める即死魔法だった。だが、そんな呪文は、ボス戦ではまず効かない。


プレイヤーもその辺は分かっているので、自分でキャラに命令する場合は、ボス戦でそんな呪文はまず選択しない。ところがオートバトルでのクリフトは「バ○のひとつ覚え」みたいに、ザラキばかり使い、参ったことがあった。


そんな暇あったら、味方の守備力や素早さをあげる呪文や、敵の攻撃を軽減する呪文を使ってほしいのに…なんて思ったもんだった。


ザラキというのは成功率が低いので私は敵に対してほとんど使わなかった。


まあ、オートバトルではAIには学習機能もあったらしいが。


だが困った事に、フィールドの強いザコ敵がこちらにザラキを使って来ることもあり、それによって一撃で味方が死んでしまうと、なんともいえない理不尽を感じたこともあった(笑)。


 


味方側としてはまず使わない呪文であっても、敵がこちらに使ってくると厄介な呪文というのがあり、ザラキなどはそのわかりやすい例だった。


味方が使うとあてにならないが、敵がこちらに使ってくると存在感を示す…そんな皮肉な呪文もあるということだ。


 


ロープレというジャンルは人気ジャンルで、今では様々なゲームがある。


そしてそれぞれのゲームには、様々な呪文が登場する。数は多い。


一方で数が増えれば増えるほど、生き残りもあれば、スルーもある。


人気のある呪文や有効な呪文は自分の中で生き残り、人気の無い呪文や役に立たない呪文はほとんど使われなくなってゆく。


私が思うに、生き残る呪文、人気のある呪文とはどんなものかというと。


前述の通り、ボス戦で使えるか使えないかがポイントだと思う。


ボス戦といえばゲーム内では「ここぞという時」。そんな時に使い物にならない呪文だと、その呪文に対する信頼感みたいなものは薄らいでゆく。


 


そういえば昔ファイナルファンタジーというロープレに、召喚魔法という魔法が初登場した時、斬新に感じた。


だが、当初は、ボス戦には失敗率や無効率が高そうな気がしたので、ボス戦ではあまり使わなかった。


だが、ラスボス戦の時にいちかばちか意を決して使ってみた。確かバハムートという最強クラスの召喚魔法だった。


そうしたら、ラスボスにもかなり有効だった。


いざという時にも便りになる魔法だった。


それ以来、召喚魔法は私は大好きになったし。色んな局面でよく使うようになった。


召喚魔法といえば、その後のファイナルファンタジーでは人気の魔法として定番になっていった。


ある意味、ファイナルファンタジーの、「売り」の1要素として定着した。


それにはラスボスにも有効だったし、頼りになったからだと思う。


 


ロープレでの魔法や呪文といえば、MPを消費して使うものである。当然使ったら減ってゆく。


だとしたら、成功率が低い呪文は使いにくい。無駄にMPを消費するくらいなら、味方回復の呪文のために無駄使いは避けたい。


自然とあまり使わなくなってゆく。少なくても私はそうだ。


 


その結果、自分の中で「残ってゆく呪文」と「ほとんど使わない呪文」に分かれてゆく…というわけだ。


 


まあ、最近では、MPを回復させるアイテムなども増えてきてるので、あてにならない呪文も昔よりは使いやすくはなってきてるとは思うが。


昔は、減ったMPを回復させる手段は貧弱だったからなあ。


 


 


 


 


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