時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

ブーメランの謎

2024年11月04日 | 漫画・アニメ、そして特撮
古くからアニメや特撮ドラマなどには、ヒーローの武器としてブーメランが出てきている。
それを扱うキャラにとっては、必殺技だったりもする。

ヒーローの使う武器にはいろんな種類がある。
拳銃やレイガンなどの銃系。
日本刀などの刀系。
弓系。
石などの投げ武器。
パチンコなども。
変わり種ではトランプカード。
で、その他にもブーメランというものも結構定番。

銃や刀、パチンコなどは子供の玩具としてもお馴染みで、それらを模したオモチャはいくつも存在するし売られてもいるが、ブーメランにもそれは言える。
オモチャとしてのブーメランは、プラスチック製だったりする。
ブーメランと言うと、振りかぶって敵に向かって投げると、敵に当たってけちらし、なおかつそのブーメランは投げた人に戻って来るというのが特徴だが、もちろんオモチャのブーメランには敵をけちらすほどの威力はない。
もしそんな威力があったら、まちがいなく凶器になるし、そんなのを子どもが使ったらたいへんな事態もありうる。
子供のオモチャのブーメランは、あくまても投げたブーメランがちゃんと投げ主の元に戻って来るかどうかが楽しいのかな?
私は子供時代にブーメランで遊んだ記憶があまりないので、そのへんのことはよくわからない。
子供用のブーメランても、ちゃんと戻って来るのかな?
まあ、それはいいとして。

アニメや漫画やゲームでヒーローが使用するブーメランという武器には、わたしはどうも解せないことがあった。
それはブーメランの殺傷力と、帰還性について。

ブーメランというのは、ご存知の通り、投げて敵にぶつからなきゃ武器にならない。
敵に当たったら、その衝撃でブーメランの勢いは失速するのでは?失速したら、ちゃんと戻ってこれるのかな?特に標的が硬いものだったりしたら、なおさら。
もしくは、ぶつかった衝撃でその場に落ちたりしないのかな?
あるいは、敵が複数いて複数に当たったら、どんどん威力は弱まり、その後帰還する勢いは残ってるの?

また、ゲームなどては刃のブーメランというものがあったが、刃のブーメランならその刃物の部分で敵を切り裂くことができたとして、それが投げ主に戻ってきた場合、キャッチする投げ主も危険ではないか?
なにせ相手は刃物なんだから。
キャッチの仕方が悪いと、逆に今度は投げ主の手を切ったりしないの?
たとしたら相当危険だと思うのだが。
なにせ刃物を投げてるわけだから、敵を切り裂くほどの鋭利な刃物が勢いよく戻ってきたら、たまったもんじゃないのでは?

試しに刃物を真上に向かって投げ上げると、それが落下してきたら、私なら怖くてキャッチなどできない。
そしてそれは投げる方向が真上であっても、斜め上でも、前方てあっても、戻って来るのが刃物である以上、キャッチする側の危険性は変わらないと思う。

そういえば昔ウルトラセブンがアイスラッガーを敵に投げて敵を倒すシーンがあったが、考えてみれば、セブンの投げていたアイスラッガーもまたブーメランであったと言えるだろう。
投げたアイスラッガーは、敵を倒した後にはセブンの元に戻ってきていたから。
ただし、セブンの投げていたアイスラッガーは、セブンの脳波でコントロールできていた。
つまりセブンはアイスラッガーというブーメランを操っていたのだ。
だからセブンの意思でアイスラッガーといつブーメランは動いていたので、戻ってきても大丈夫だったのだろう。
戻って来るアイスラッガーの向きをコントロールできたのだから。

だが、普通の人が投げるブーメランは、ブーメランの向きまではコントロールできないだろう。
敵へのぶつかり方によって、ブーメランの軌道は変化してもおかしくないから。

そう考えると、刃のブーメランなどは、自力でコントロールできない限り、戻って来たら危なっかしいこと、この上なし。


まあ、刃のブーメランのような刃物ならともかく、普通のブーメランであっても、遠方の敵を蹴散らして、その衝撃による軌道の変化をものともせずに、無事に安全に投げ主の元にきちんと戻って来るなんて、私にとってはどうも解せなかった。


まあ、フィクションなんだから、そのへんのリアルな疑問なんて、とうでもいいのだろうけどね。


それはそうと、現実のブーメランてのは、実際にはとれくらい武器になり得ているのだろう。











コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 湖、沼、池の分け方の違い | トップ | スーパーバス  by 室井... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (捨丸)
2024-11-09 07:11:24
ブーメランの現物(?)を初めて見たのは駄菓子屋。
樹脂製で子供の手で十分に握れるサイズの物でした。私も欲しかったのですが、買えば親に100%叱られるので我慢しました。それでも何人かの友人たちは買ってたので一緒に遊びました。でも、投げても投げても手元に戻ってはきませんでした。
それからしばらくして「怪獣王子」が放映開始。
ただ、その頃私は喘息で入院してたのでほとんど観る事はありませんでしたが、ブーメランがプチブームになってました。
おもちゃ屋に少し大きめの、今で言うところのキャラクターグッズが並んでました。でも、これも駄菓子屋ブーメラン同様に戻って来なかったようですね。

後年、友人からオーストラリア土産でブーメランをもらいました。結構大きかったですね。表面に細かな彩色が施されたものでインテリア用かな?と思ってたら、友人いわく「いや、これ現地のアボリジニのガイドさんが投げたらちゃんと戻ってきたよ」との事。へえっと思いましたが、さすがに近くの公園で投げる勇気はありませんでした。

そうそう、ブーメランで思い出したのが「柔道一直線」
けっこう後半のエピソードに登場したのがジュードー・キッドというキャラクターなのですが、外国人でなぜか覆面被ってました。いわゆる悪役キャラですね。
こいつの使う必殺技が「ライナー投げ」。簡単に言うと力任せに相手をぶん投げる技(?)です。
投げられた相手は場外まで飛んで行き、客席や壁に激突します。よく考えたらこれ一本勝ちではないですね、相手の負傷棄権で勝つって事なのかな?
変なイントネーションの「ライナーナゲダ!」「ニッポンジュードーヨワイネ、hahaha」と言うセリフがツボでした。
あ、ブーメランブーメラン。主人公の一条直也がライナー投げを破るために編み出したのがブーメラン返し。当時は「おおっ」なんて観てましたが、今観ると爆笑間違いなしです。
返信する
Unknown (だんぞう )
2024-11-09 14:35:56
私もブーメランを最初に現物を見たのは、同じく駄菓子屋だったと思います。
透明のビニール袋に入ってて、カラフルな色で、素材はプラスチックみたいに見えました。とはいえ、実際に触ったわけじゃなかったんですけど。
当時はそのブーメランも欲しかったんですが、お金もなかったし、銀玉鉄砲も欲しかったので、結局はブーメランではなく銀玉鉄砲を選んで買いました。

捨丸さんの友達が買ったブーメラン、投げても戻ってこなかったんですか?
玩具みたいなブーメランでは、戻ってこないのかなあ。まあ、そのへんはよく分かりませんが。

ブーメランを使うヒーローといえば、この記事のトップ写真の「怪獣王子」がそうでしたね。
あとは、「海底少年マリン」あたりかな。

アボリジニが投げたブーメランは、本物だったのでしょうね。
もしくはやはり、戻って来るような投げ方があるのかもしれませんね。

柔道一直線、見てました。ライナー投げ、ありましたね。
あとは、二段投げとか、地獄車、大噴火投げなどもありました。
昔、某・川柳道場で、柔道一直線を題材にした川柳を投稿したことがあります。
私が詠んだ駄川柳は・・↓

「柔道か? 違う、ほとんど プロレスだ!」


いやあ、おそまつでスミマセン(笑)。
返信する
Unknown (捨丸)
2024-11-09 17:17:36
投擲武器であるブーメランですが、実物も相手を攻撃した後にマンガやドラマのように手元に戻って来る事はないようです。物体に当たればその場に落ちるでしょうし、掠った場合は軌道が変わってしまうでしょうね。

中学の時、教育実習の先生が授業中に紙を十字に切って少し捻りを加えてひょいっと投げました。するとクルクルと回転しながら飛び、先生の手元に戻ったのです。理科の授業だったのかな、黒板になんかの数式を書いて原理を解説してたのを憶えてますが、はっきり言って理解はできてませんでした。その授業の後、3日間ほど私のクラスだけでブームになりました(笑)

柔道一直線、よく観てました。
ライナー投げもそうですが、他の必殺技も本当にすごかったですね。おっしゃる通りショーアップされたプロレスのようでしたね。ほぼ人間技ではなく、真似しようなんて思わなかったんですが、唯一実践したのが地獄車でした(笑)
原作のマンガ(永島慎二先生の唯一のスポ魂マンガですね)では圧倒的な体格差のある人間の懐にすっぽりと入って回転し、相手の後頭部や腰背中を床面に激突させる技でした。
ただ同じような体格でやると、ただ抱き合ってゴロゴロ回転し、両者痛い思いをするだけでしたね(笑)
よく考えたら、一発目の回転で相手の背面を勢いよく床に付けたら一本ですよね。あんなに回転する必要が?すぐ場外に出ちゃいますし、なにより柔道は相手をダウンさせるスポーツじゃありません。

そう言えば川崎のぼる先生のデビュー作「アニマル1」の主人公が使う技が地獄車に似てましたね。グルグル回転して最終的にフォールする、みたいな技。アニマル・ドロップだったかな。

川柳ですか?探してみようかな。
返信する
Unknown (だんぞう)
2024-11-10 17:54:06
そうですよね、ブーメランだって、何かにぶち当たれば軌道は変わりますよね。
へたしたら、真下に落下するだけかも。
ブーメランを武器として使ってた部族は、ブーメランを目的別にあてて、その後無事に投げ主に戻ってきてたのか疑問です。

柔道一直線は、見てて柔道には見えませんでした(笑)。
実際の柔道選手が今あのドラマを見たら、どう思うんでしょうか。そのへん居積みあります。

アニマル1、見てました。主題歌は今も歌えます。
ただ、内容のほうは全く覚えてないのです・・。
返信する

コメントを投稿

漫画・アニメ、そして特撮」カテゴリの最新記事